シンプルだが奥深い! 自動車メーカーも採用のバネ 年間製造量1500万個の老舗メーカー製造工程に密着
金属の強度をアップさせる「焼き入れ」という工程。金属製品を手がける工場ではお馴染みのシーンですが、こんな小さなバネひとつひとつにも、しっかり焼き入れを行って、品質を高めているのです。大企業に認められるのも納得です。
シンプルだけど奥深いバネ作り
続いて登場するのは、クリップの裏に使われる「ねじりバネ」です。作り方は、先ほどの押しバネとは全く違います。針金を曲げる器具が、そのままとどまって円形を作り出しています。バネの両端を少し残しているのは、クリップの持ち手を支える役割があるからです。