「ソファのことしか考えない」ソファブラザーズが教えるソファ最新トレンド 「NOYES」に潜入

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弟の牧謙次郎さん(左)と兄の牧潤一郎さん

家や職場でのくつろぎに欠かせないソファ。快適かつスタイリッシュな製品で全国にファンのいるソファブランドが、名古屋市の「NOYES(ノイエス)」です。その製造と販売を担い、「ソファのことしか考えない」という兄弟・通称「ソファブラザーズ」に、こだわりや最新トレンドについて聞きました。

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弟が販売、兄が製造の2人3脚

名古屋市昭和区にあるNOYESの本社

ノイエスのソファは、社長の牧謙次郎さんが昭和区の本社ショールームなどでの販売を担当。製造は、兄の牧潤一郎さんが代表を務める「エヌワイ工業」の港区の工場で行っています。

「兄がつくったソファだから売る、ということにこだわっています」と謙次郎さんが言えば、「弟から頼まれればやるのが僕の仕事」と潤一郎さん。まさに2人3脚でブランドを築いてきました。

ひじ掛けは「片側だけ」がトレンド!

NOYESの主力である「Decibel」シリーズ

そんなソファブラザーズによる主力商品の一つは「Decibel(デシベル)」。低く・広く・かっこよくがコンセプトだそうです。この商品、よく見るとひじ掛けが片側だけにあります。実は、これがソファの最新トレンドの一つだとか。

ひじ掛けが片側だけのソファなら、組み合わせてL字型にも

「ひじ掛けがなければ、その分が座れるスペースになり、横にものを置くこともできます」と謙次郎さん。

この形だと、ひじ掛けをコーナーに利用したり、他のソファとの組み合わせでL字型にもできたり。自分好みの使い方を楽しめるんです! 

座面は低く、すき間は大きく

下のすき間が大きいのは「お掃除ロボットが掃除しやすいから」

もう一つのトレンドは「座面の低いロータイプ」。デシベルは座面が床から28〜29センチと低めです。「いかに部屋を広く見せるか」が計算されていると謙次郎さん。座面が低いと視界を遮らないので、圧迫感を減らし、部屋を広く見せる効果があるといいます。

一方で、ソファの下のすき間は大きく取ってあります。その理由はズバリ「お掃除ロボットが掃除しやすいから」。

Decibelソファ

「私たちが思っていた以上にお掃除ロボットを使っている人が多い」と潤一郎さん。ヨーロッパでも、お掃除ロボットが入るのが必須になってきているそうです。

その上で潤一郎さんは日本の住宅事情を踏まえ、「限られたサイズの中でどれだけ座り心地がよくてカッコいいソファを開発できるか」を追求していきたいと意気込んでいます。

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