「名古屋だけ置いてけぼり?」不動産のプロは「最も堅実」と評価 東京・大阪と違う住宅市場の“強さ”

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「マンションで儲かった」は本当に儲かった?

売却して利益を確定するまでは「含み益」

数年前にマンションを購入し、大きく値上がりした人もいるでしょう。
「5000万円で買ったマンションが7000万円になった」
そう聞けば、「2000万円儲かった」と考えたくなります。
しかし牧野さんは、
「まだ儲けてないだろう」
と思うといいます。
売却して利益を確定するまでは、その値上がりはあくまで「含み益」。
しかも、数年前に購入した時点で「数年後に2倍になる」と予測して買った人ばかりではありません。
結果的に価格が上がったからといって、その成功例を見て、
「自分も今から買えば同じように儲かる」
と考えるのは危険です。
「ただの結果論ですから、僕から見ると」
過去の値上がりと、これからの値上がりは別の話。
投資を考えるなら、その違いを冷静に見る必要があります。

動画視聴【名古屋だけ置いてけぼり?】不動産のプロが「最も堅実」と語る理由 東京・大阪との決定的な違い【あしたのマネー#70】

現物不動産が怖ければ「J-REIT」という選択肢

J-REIT(不動産投資信託)のメリットは

それでも、
「不動産には投資してみたい」
という人もいるでしょう。
街中やインターネットでは、単身者向けマンションへの投資を勧める広告を目にすることもあります。
そこで番組後半に登場したのが、
「J-REIT(不動産投資信託)」
です。
岡田アナが、若い世代の不動産投資としてJ-REITはどうかと尋ねると、牧野さんは、
「J-REITはおすすめです」
と答えました。
その理由は、
「J-REIT自体は不動産じゃないから」
です。
J-REITは、投資家から集めた資金でオフィスやマンション、商業施設、物流施設、ホテルなどの不動産を保有・運用し、そこから得た賃料収入などを投資家に分配する金融商品です。
証券取引所に上場しているため、現物不動産に比べて売買しやすいのも大きな特徴です。

「上がりにくい」ことがメリットになる

大きく下がるリスクも分散できる

現物不動産なら、一つの物件が大きく値上がりすれば、大きな利益になる可能性があります。
逆に、その物件の価値が大きく下がれば、損失も大きくなります。
J-REITでは複数の不動産をまとめて運用します。
成績が良い物件もあれば、悪い物件もある。
その結果、特定の物件だけを持つ場合に比べ、値動きが平均化されやすくなります。
牧野さんによると、大きな値上がりを狙うプロの投資家からは「つまらない」と言われることもあるそうです。
しかし一般の投資家にとっては、その「つまらなさ」がメリットになる場合があります。
大きく儲かる可能性だけではなく、
「大きく下がるリスクも分散する」
という考え方です。
牧野さんは収録時点のJ-REITについて、平均の予想分配金利回りが5%を超える水準だと説明しました。
もちろん、分配金や投資口価格は保証されるものではありません。
金利や不動産市況、保有物件の稼働状況などによって、価格や分配金が変わる可能性があります。

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