「離婚してもローンは離れられない」ペアローンで起きる“最悪シナリオ” 不動産のプロが50年ローンにも
マンション価格が高騰する中、夫婦それぞれが住宅ローンを組む「ペアローン」を利用して家を購入するケースがあります。
2人の収入をもとに借りることで、1人で住宅ローンを組むよりも希望する物件に手が届きやすくなる。
一方で、これから30年、35年と返済していく間には、さまざまなことが起こる可能性があります。
病気になるかもしれない。
収入が減るかもしれない。
仕事を失うかもしれない。
そして――夫婦が離婚する可能性もあります。
「離れることはできるんですが、ローンは離れられず」
オラガ総研代表取締役で、不動産事業プロデューサーの牧野知弘さんは、ペアローンについてそう話します。
名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」。
今回も牧野さんをゲストに迎え、ペアローンで起こり得る問題から、最近耳にすることが増えた「50年住宅ローン」、そして人口が減っていく日本で不動産を選ぶ時のポイントまで聞きました。
動画視聴【ペアローンで離婚したら?】「もう顔も見たくない」のに借金は残る…住宅ローンの最悪シナリオと50年ローンの罠【あしたのマネー#69】
ペアローンを組む夫婦は「すごく勇気がある」
マンション価格が高騰し、1人の収入だけでは希望する物件に手が届かない。
そんな中で選択肢の一つになるのが「ペアローン」です。
一般的なペアローンでは、1つの住宅を購入するために夫婦など2人がそれぞれ住宅ローンを契約します。
2人とも収入があれば、借りられる金額を増やしやすいというメリットがあります。
岡田愛マリーアナウンサーからペアローンについて聞かれた牧野さんは、
「すごく勇気のあるご夫婦だなと思います」
と答えました。
理由は、借りられる金額だけではなく、その後の長い人生まで考える必要があるからです。
住宅ローンの返済期間が30年、35年となれば、その間に夫婦の状況が変わらないとは限りません。
「病気になるかもしれない。あるいは、どちらかがリストラに遭うかもしれない」
そして牧野さんが「一番まずい」として挙げたのが、離婚です。














