【あしたのマネー】持ち家と賃貸、どっちが得?金利上昇時代の家選びと損をしない賃貸の裏ワザを専門家が解

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家賃が一番高い時期はいつ?得する賃貸の引っ越し時期と交渉術

賃貸で得するには

岡田アナから「やっぱりずっと賃貸が良いのか」と聞かれた松本さんは、「そうですね」と答えつつ、「得する賃貸って何ですか?」と鳥海さんに尋ねました。

鳥海さんによると、同じマンションの同じ部屋であっても、入居する時期によって家賃が違うことがあります。学校の年度が替わる3月末や4月、そして多くの会社が設定している3月の決算期には、転勤する人がとても多くなります。そのため、3月と4月は賃貸の入れ替わりが一番激しく、家賃が最も高くなるシーズンです。
この家賃の高さは5月ごろまで続き、6月や7月になるとだんだん落ち着いてきます。引っ越しの忙しい時期に入居すると、高い家賃のままずっと払い続けることになりますが、家賃が比較的安い時期に引っ越しをすれば、その安い家賃のままずっと住むことができます。

そのため、引っ越すタイミングは春を過ぎて、夏から秋を狙った方が家賃も引っ越し代も安くなります。さらに、家賃は実は値切ることも可能です。
10万円の家賃を5万円にすることは無理ですが、10万円の家賃を「9万8千円にしてほしい」と交渉して値切れることはあります。また、「この物件を押さえたいけれど、実際に引っ越せるのは1カ月後なので、最初の1カ月間は家賃を無料(フリーレント)にしてください」という交渉や、敷金・礼金の交渉もできます。

また、家賃以外にも仲介手数料や消毒代などいろいろなお金が取られますが、これらも「これは何のお金ですか?」と細かくチェックすることが大切です。「みんなに付けてもらっています」と言われても、「例外はないのですか?」と確認をすることで、引っ越し費用が安くなることがあります。

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金利上昇と家賃の関係、損得だけで選んではいけない理由

不動産を損得で考えるべきではない

岡田アナは、「住宅ローンの金利が上がると同時に、賃貸の家賃も多少は上がる。そうなった時に、賃貸の方が上がり幅が大きいのではないか。多少金利が上がっても、別のところで運用してプラスになれば、最終的になんとかなるのではないかと思ってしまう」と自身の考えを話しました。

これに対し鳥海さんは、「最終的に損得で考えようとすると、本当に分からない」と指摘します。都会の家賃は値上がりしますが、誰も住まないようなマンションであれば値上がりしません。そのため、どちらが損でどちらが得かを比べることはできないのです。

持ち家には持ち家の良さがあり、賃貸にはいつでも新しい家に引っ越せるという良さがあります。「築30年も50年もずっと同じ家に住み続けるのは嫌だ」という考え方もあります。
松本さんが「資産として考えるか、暮らしとして考えるかですね」と話すと、鳥海さんも「僕はもともと賃貸でいいと思っていて、買うつもりはなかったけれど、安かったから買ってしまった」と明かしました。

家を買った瞬間にその場所に縛られてしまう人が多いですが、鳥海さんは「家があるなら誰かに貸せばいいし、場合によっては売ってもいい」という知識があるからこそ後悔していないと言います。しかし、そうした発想がない人に「買った方が絶対にお得だよ」とは言えません。結局のところ、損得で考えるのではなく「自分がどういう風に生きたいか」が大切になります。

例えば、最近流行している田舎暮らしであれば、高知県ののどかな村の中古物件を200万円や300万円で買い、そこに500万円や1000万円をかけて立派なリノベーションをするという選択肢もあります。広い土地で、目の前の川で釣りをし、レジャーを楽しみながら暮らすことが幸せだという考え方もあれば、都会が良いという考え方もあります。自分がどう生きたいかをベースに考えた方が、人生の幅が広がります。

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