保険は本当に必要? ファイナンシャルプランナーが教える「確率」と「金額」で考える正しい選び方
名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」。今回は「保険」をテーマに、元保険会社勤務のファイナンシャルプランナー・鳥海翔さんをゲストに迎え、授業形式で正しい保険の考え方について解説しました。
番組MCの岡田愛マリーアナウンサーと、ゲストのSKE48・松本慈子さんは、「なんとなく保険に入っているけれど、今のままで合っているのかよく分からない」と話します。鳥海さんによると、ほとんどの日本人が同じように、よく分からないまま保険に加入しているといいます。
鳥海さんは、自分に合った保険かどうかを見分けるためのキーワードとして、「確率」と「金額」の2つを挙げました。
※視聴はこちら※【騙されない保険学】それ、54万円払って50万円もらう契約ですよ?元保険会社FP鳥海翔が語る「保険不要論」【あしたのマネー#38】
がんになる確率は「いつ」高くなるのか
例として「がん保険」について考えます。女性が一生の間にがんになる確率は約45%から50%です。「2人に1人ががんになる」という言葉は事実ですが、大切なのは「いつがんになるか」という点です。
データをみると、30歳の女性が10年以内(40代まで)にがんになる確率は約5%です。50代、60代と年齢が上がるにつれて確率は少しずつ上がりますが、60歳までで見ても約10%にとどまります。がんになる確率は、70代や80代になってから一気に高くなるのが特徴です。
「金額」を計算してみる
次に「金額」で考えます。たとえば「毎月1,500円の保険料を支払い、がんになったら50万円を受け取れる」というがん保険があるとします。 この保険料を30年間払い続けると、支払う合計金額は54万円になります(1,500円 × 12ヶ月 × 30年 = 54万円)。
30歳の女性が60歳になるまでの30年間で、がんになる確率は約10%です。つまり、この保険は「54万円を支払って、10%の確率で50万円を受け取る契約」ということになります。この数字を見た岡田アナウンサーと松本さんは、「データをもとに計算して見ると、この保険はなくてもいいかもしれない」と感想を話しました。















