経済アナリスト・森永康平さんが語る「理想の資産配分」と投資の心構え
名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」に、経済アナリストで株式会社マネネCEOの森永康平さんが出演しました。新NISA時代における「理想のポートフォリオ」や、投資で後悔しないための心構えについて、森永さんの実体験やプロの哲学を交えて分かりやすく解説しました。
※視聴はこちら※【新NISA】オルカン6割・金2割・現金2割が最強?経済アナリスト森永康平が教える「後悔しないための銘柄選びの法則」【あしたのマネー#37】
年代で変えるべき「理想の資産配分」と「金(ゴールド)」の役割
森永さんは、多くの人にとって理想のポートフォリオは「極力、何も考えないでいいもの」であるとした上で、年齢によってその配分を変えることを提案しました。
20代や30代の若い世代であれば、現金を2割ほど残し、全体の6割を「オルカン(全世界株式)」に、残りの2割を「金(ゴールド)」に投資する形が良いのではないかと話しました。
一方で、50代や60代になり退職(リタイア)が見えてきた世代については、株の割合を少し減らし、格付けの高い国債や社債などの「債券」を入れて資産を安定させるべきだと解説しました。ここ10年ほど株が強かったため「債券は必要ない」という意見もよく出ますが、森永さんは「それは株が強かった場合の話。過去50年間には株が弱い年もいくらでもあった」と話し、毎年の価格変動を抑えるためには債券が重要であると説明しました。
また、松本さんから「金(ゴールド)」について質問されると、森永さんは「金には配当(利息のようなもの)がないというデメリットはあるが、会社のように『倒産のリスク』がないことや、特定の国に属していないため『カントリーリスク』がないという大きなメリットがある」と話し、長期的には一部持っておく価値があると解説しました。
銘柄選びの法則「知らないものには絶対に手を出さない」
投資する対象を選ぶ基準について、森永さんには「自分が知らないものには絶対に手を出さない」という強いポリシーがあるそうです。
例えば、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)について、仕組みを勉強して番組で解説することはできても、実際の実務経験がないため、一度も投資したことがないと話しました。
森永さんは、SNSで流行っているからという理由や、人からおすすめされたからという理由だけで、自分が説明できない会社の株を買うのは「怖くてできない」と言います。人から言われるがままに買って、たまたま価格が上がっても「再現性」がありません。自分で理由(ロジック)を作って投資し、もし失敗しても「なぜ間違えたのか」を検証できることが大切であると強調しました。















