豊川稲荷72年ぶりの御開帳 厳かな空気の中「尊天様」の扉を開く瞬間 カメラが密着取材
11月1日、豊川市の豊川稲荷で御開帳が始まりました。72年ぶりとなる特別な行事です。初日を迎えるまでの準備と当日の様子を取材しました。
【豊川稲荷で72年ぶりの御開帳】秘仏『豐川だ枳尼眞天』の扉開く 初日は最大3時間待ち
日本三大稲荷の1つとされる豊川稲荷。11月1日、本殿へ向かって長い列ができていました。なぜ豊川稲荷に来たのか参拝客に尋ねました。
参拝客の男性:
「御開帳があるということで来ました」
参拝客の女性:
「1日からだったので、すごい人ですね」
お目当てはこの日から始まった秘仏の扉を開く御開帳。
今回は尊天様の愛称で親しまれる豊川稲荷の守護神、豐川だ枳尼眞天の扉が開き、特別なご利益を得られると言われています。
豊川稲荷 福山憲隆住職:
「こんなに朝から大勢の方が参拝してくださることは、誠にありがたく、厚く御礼申し上げます」
参拝者への感謝を語るのは、住職の福山憲隆さん49歳です。豊川稲荷での御開帳は実に72年ぶり。
法堂の建て替えの完了や地域からの強い要望を受けて実現しました。しかし、72年の空白の期間は長く、手探りの準備が続いていました。
豊川稲荷 福山憲隆住職:
「正直、我々もどのようになるかは見当がつかない状況ですが、務められることは務めていきたいと思います」
今回携わるおよそ100人の僧侶や職員の中には、前回の御開帳を詳しく知る人はいません。
そこで頼ったのが長野県の善光寺。7年に1度御開帳を続けています。
御開帳の際の混雑や参拝者を迎える体制などについて話を聞いたそうです。
豊川稲荷 福山憲隆住職:
「皆さま方がお参りに来たいなと思っていただけたらありがたいと思っています」
本殿前に立てられる御縁柱の準備です。長さはおよそ11メートル。新しい木ではなく、72年前に使われた柱を修繕して使っています。
「仏様の教えを守って日々の行いを務める、それを続ければ仏様もおのずと守ってくださる」という意味を込めた経文が一筆ずつ丁寧に墨書されました。



























