株の正しい「売り時」の判断基準とは?AI革命の課題と宇宙ビジネスの可能性を専門家が解説
名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」。今回は、株式会社Challenger代表の鳥海翔さんをゲストに、いま注目されている「AI(人工知能)」が抱える問題点とそれを解決する宇宙ビジネスの可能性、そして多くの人が悩む「株の売却タイミング」について解説しました。
※視聴はこちら※【株の出口戦略】元本割れでも即売却?損をしない売買基準を徹底解説!AI革命の裏に潜む宇宙ビジネスの可能性とは【あしたのマネー#46】
AIの大きな課題を救うのは「宇宙産業」?
いま急速に進化しているAIですが、鳥海さんによると、そこには圧倒的な「電力不足」と「データセンターを建てる場所」という2つの大きな問題があるといいます。
この問題を解決するかもしれないのが、イーロン・マスク氏が率いる「スペースX」などの航空宇宙産業です。スペースXは、宇宙にたくさんの人工衛星を打ち上げています。鳥海さんは「宇宙には土地がいくらでもある。大きな人工衛星を作って太陽光パネルを敷き詰めることで、太陽の光が直接入ってきて、AIをいくらでも動かせる電力を手に入れることができる。この人工衛星そのものをデータセンターにする計画が進んでいる」と説明します。
また、スマートフォンアプリの「X(旧ツイッター)」は、もともと短い文章を投稿する文化でしたが、現在は長い文章や動画も投稿できるようになりました。これは世界中の人たちにXを使ってもらい、あらゆる情報を集めてAIに学習(ディープラーニング)させるための仕組みだといいます。集めた情報と宇宙のデータセンターを組み合わせることで、AIの技術はさらに速いスピードで進化していくと解説しました。
岡田愛マリーアナウンサーも、「今のXは、日本語以外の言葉で書かれた文章も、自動的に日本語に翻訳されて表示されるので、本当にすごいと感じていた」と、AIの進化を実感している様子を見せました。
プロが教える「株の正しい売り時」
株の投資において、多くの人が悩むのが「いつ売ればいいのか」というタイミングです。
鳥海さんは、自身の保有している株を売る基準について次のように解説しました。 「たとえば今、日本やアメリカは国をあげて半導体に投資している。もし、その国としての投資の流れが止まったとしたら、これ以上の成長は期待できないかもしれない。そうなったタイミングで売却(損切りや利益確定)をする」
大切なのは「これまで株価がどうだったか」ではなく、「この後どうなるか」という未来の流れを見極めることです。株価が上がっていても下がっていても関係なく、成長の期待ができなくなったら売るという明確なルールが必要だと説明しました。
投資初心者に特によくある失敗として、株価が買ったときより下がってしまったときに、「元の値段に戻るまで待ってから売ろう」と考えてしまうことがあります。しかし鳥海さんは、「元本に戻る保証はどこにもない。株価が上がると『もっと上がるかも』と欲が出て持ち続け、また下がったときに『あのとき売っておけばよかった』と後悔することになる。株価の上下に振り回されないためにも、自分で判断できないうちは、個別株ではなく、一番多くの人が失敗しにくい『インデックス投資』を選ぶほうがいい」とアドバイスしました。















