元保険のプロが明かす資産運用のコツは「難しく考えないこと」 ポートフォリオや大注目の半導体業界も解説
投資のポリシーは「難しく考えない、適当にやる」
鳥海さんが掲げる投資のポリシーは、非常にシンプルです。それは「難しく考えない、適当にやる」ということです。
鳥海さんは、「みんな投資を難しく考えすぎ。難しく考えるからドツボにはまる」と話します。投資でお金を増やすためには、以下の原則を守ることが大切だと語りました。
例えば、3000万円ほどの元手があれば、長い時間をかけることで1億円に増えることは普通にあり得る。ただし、100円を1億円にすることは絶対にできない。また、投資した株が来年すぐに10倍になることも絶対にない。つまり、「長い年月をかけて、それなりの金額を投資すれば、それなりに増える」。
この原則さえ守っていれば、適当にインデックス投資をしておくだけでお金が増えないわけがない、と言います。このルールさえ押さえておけば、「どこに投資をするか」「どのタイミングで買うか」などはどうでもよく、「そんなことを考えている暇があったら働いた方が良い」とアドバイスしました。
※視聴はこちら※【超シンプル投資】難しく考えるな!元トッププロが実践する「適当インデックス投資」と2030年までガチで攻める2割の業界【あしたのマネー#45】
鳥海さんのポートフォリオは「8割インデックス、2割は半導体」
実際の鳥海さんのポートフォリオは、「ほとんどがインデックス投資」です。
経験のために、アメリカの半導体大手「NVIDIA(エヌビディア)」の株や、特定のETF、投資信託などを少しずつ買うことはありますが、それは本気でお金を増やそうとして買っているわけではないそうです。基本はインデックス投資で、自分が60歳くらいになったときには確実に増えていると考えているため、日々の値動きに焦ることはありません。
鳥海さんは、全体の約8割を安全なインデックス投資にし、残りの約2割で少しリスクを取って高い利益を狙うという「コア・サテライト戦略」をすすめています。
現在、その「2割の攻める投資」として鳥海さんが注目しているのが「半導体業界」です。
AI(人工知能)や半導体は、政府の成長戦略にも組み込まれており、これから伸びることが期待されています。鳥海さんは「5年後や10年後のスタンダード(標準)がどうなっているかははっきり分からないけれど、半導体だけは多分間違いないだろうという気がする」と話します。ただ、これは鳥海さんの感覚的なものであり、ずっと持ち続ける前提のインデックス投資とは違って、半導体への投資は「2030年頃」を一つの目安として、一度区切りをつける予定だと話しました。2030年の時点で、まだ伸びそうなら持ち続けるかもしれませんが、一度区切ったらその資金はインデックス投資に移すか、そのときに新しく伸びている別の業界へ移す方針だそうです。














