NISAか保険か?お金のプロが数字で明かす正しい保険の選び方

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保険が持つ「2つの役割」

保険は必要か

鳥海さんによると、保険には次の2つの役割があります。

1.巨額の損失に備えるもの(例:生命保険) 確率は低いが、もし起きたら人生が破綻してしまうような大きなお金に備えるもの。これは「掛け捨て」の保険を利用して、安い保険料で大きな保障を準備するのが基本。守るべき子どもなどがいない場合は教育費などの心配もないので、入る意味が少ない。

2. 費用の平準化(例:医療保険、がん保険) 医療保険やがん保険は、支払う金額と受け取れる金額を比べると、損をすることの方が多い。しかし、「毎月1,500円」などと決まったお金をコツコツ支払っておくことで、病気になったときに数十万円というまとまった出費が急に出るのを防ぎ、財布の負担を平準化するという意味がある。

※視聴はコチラ※【騙されない保険学】「とりあえず医療保険」は今すぐ見直し!数字でわかる生命保険・がん保険の本当に正しい選び方【あしたのマネー#39】

20代はどうすればいい?ベストな選択肢

SKE48の松本慈子さん

松本さんから「20代でそこまで保険は必要なく、今はNISAをやりつつ、年齢を考えて保険に入るのがベストですか?」という質問がありました。
鳥海さんは「そうです」と答え、次のようにアドバイスをまとめました。

特に持病や心配な病気がなければ、まずはNISA(資産運用)でお金を貯めておくのがおすすめです。何もなければそのお金はそのまま貯まりますし、何かあったときはその貯金から治療費を支払えばいいからです。
もし心配なら、若いときは「10年間だけ」など期間を決めて掛け捨ての医療保険に入っておき、その10年間のうちにNISAなどを活用して、頑張って1,000万円ほどの貯金を作ります。お金さえ貯まってしまえば、がんになっても「貯金から払えばいい」となるため、一生高い保険料を払い続ける必要がなくなります。

結論:感情で判断するとミスをする

岡田愛マリーアナウンサー

岡田アナの「年を重ねると病気になる確率も上がるし、保険料も上がる。そう考えると若いうちに入っておいた方がいいのかなと悩んでしまう」との言葉に、鳥海さんは「そこが難しいところです。感情で判断するとだいたいミスをします」と話しました。論理的に考えれば、60歳になったら医療保険はスパッとやめた方が効率が良いと分かっていても、「これから病気になるかもしれない」という不安(感情)から保険を継続してしまい、結局70歳まで健康に生きて「あの支払ったお金は一体何だったんだ」となるケースは非常に多いそうです。

統計学やデータで見れば、一切保険に入らない方が、手元のお金は増える仕組みになっています。保険を選ぶときは、なんとなく入るのではなく、「起きる確率が大きいか小さいか」「起きたときに困る金額が大きいか小さいか」を冷静に判断して、必要なものだけをピンポイントで絞ることが大切です。

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