経済アナリスト・森永康平氏が語る「お金の教育」の大切さ 英語やプログラミングより必要な知識とは?

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あしたのマネー

名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」に、経済アナリストで株式会社マネネCEOの森永康平さんが登場、日本における金融教育の重要性について語りました。森永さんは、多くの日本人がお金のトラブルに巻き込まれる現状を指摘し、幼い頃から「お金の仕組み」を学ぶ必要性を伝えました。

※視聴はコチラ※【森永康平が斬る】英語より「お金」!日本の学校が教えない”一生ものの知識”とは?【あしたのマネー#34】

会社設立のきっかけは

森永康平さん

森永さんが金融教育の会社「マネネ」を立ち上げた背景には、自身の家庭環境と、周囲で起きていた金融トラブルがありました。
当時、台湾で仕事をしていた森永さんは、3人目の子供が生まれたことをきっかけに日本へ戻ることになりました。そこで目にしたのは、社会人になった友人たちが投資詐欺に遭ったり、不要な保険をたくさん契約させられたりしている姿でした。
森永さんは、「自分は父親の影響で小学生の頃から経済を独学していたため、知識があって騙されなかった。しかし、親が何の仕事をしているかで子供に差が出るのはひどいことだ」と感じ、誰もがお金の知識を学べる環境を作ろうと決意したと話しました。

英語やプログラミングよりも「お金」が全員に必要

松本慈子さん(SKE48)

現在の日本の教育について、森永さんは「必ずしもすべての人にとって必要ではない英語やプログラミングは全員に勉強させるのに、全員に関係がある『お金』の知識を教えないのは違和感がある」と指摘します。
「日本で働くなら英語がいらない人もいるし、プログラマーにならないならプログラミングも必須ではない。でも、どんな職業であってもお金をもらって使う以上、お金の知識は全員に必要だ」と語りました。

アメリカの子供が学ぶ「機会費用」という考え方

岡田愛マリーアナウンサー(テレビ愛知)

森永さんは、金融教育が進んでいるアメリカの事例を紹介しました。アメリカではまだ小学校に上がる前の子供向けの絵本に「opportunity cost(機会費用)」という言葉が出てくるそうです。

「機会費用」とは、何かを選ぶことは、別の何かをあきらめることだという考え方です。例えば、お小遣いをもらったときに:

・今使うことは、貯金して後でもっと高いものを買う機会を捨てること。
・貯金することは、今すぐ楽しむ機会を捨てること。

アメリカの教育では「どちらが正しい」とは教えず、「自分で選ぶこと」を教えるといいます。日本ではお小遣いをもらうと「無駄遣いせずに貯金しなさい」と言われがちですが、森永さんは「自分で選択する訓練」こそが大切だと話します。

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