「遠征をやりすぎていないか」専門家指摘 部活動の遠征をどうすべきか 私立高校を取材して見えてきた課題

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5月6日、福島県郡山市の磐越自動車道で男子高校生1人が死亡したマイクロバスの事故に関してです。事故を受けて文部科学省は今週火曜日全国の教育委員会や学校法人に対して、部活動の遠征や校外活動で安全確保の徹底を求める通知を出しました。

主な通知内容は下記です。
▽公共交通機関の利用を含めた移動手段を検討すること
▽貸し切りバスでの移動を事業者に依頼する際は適切な契約を結び、事業用の「緑ナンバー」かどうかを確認すること

番組は部活動の遠征での移動手段に関して、県内のある私立高校を取材しました。

男子ハンドボール部、全国大会出場の常連校を取材

名古屋市千種区にある愛知高校です。男子ハンドボール部は全国大会の常連です。野球部やサッカー部も全国大会の出場経験があり、部活動が盛んです。

愛知高校では、部活動の大会や練習試合などで遠征が2025年度、90回ありました。遠征の移動手段は部活の顧問が判断しています。

愛知高校 丹羽秀光教頭:
「バスを使うことが多い。試合する場所が必ずしも交通の便がいいところばかりとは限らない。個人の荷物だけじゃない荷物がたくさんある場合、バスを利用した方が効率が良い」

愛知高校は、マイクロバスを保有していないため大手旅行会社を通じて、専門業者にバスの手配と運転を依頼しています。

愛知高校 丹羽秀光教頭:
「一番は安全面を考えて。学校行事の時もお願いしている業者。いつもだいたい使っている業者なので、基本的には業者を信頼している」

ただ、昨今の燃料費の高騰などで貸し切りバスの料金は上昇しています。例えば、千種区にある愛知高校から豊田市まで1日バスを借りると、3年ほど前は約8万円でした。しかし今は約15万円で2倍近く値上がりしました。

愛知高校 丹羽秀光教頭:
「学校として実績があって信頼がおける業者を使って、バスをお願いするのが、一番安全だと思うが、その分費用がどうしてもかかる」

学校は生徒の「安全第一」を考えていますが保護者への負担は大きく、頭を悩ませています。

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