「いつまでもつか」創業100年の銭湯が時短営業 中東情勢ひっ迫による重油不足と価格高騰で崖っぷちに
重油価格は2020年の「約3倍」に、1ヶ月で20万円の負担増
県内の銭湯の現状などについて、愛知県内の銭湯をまとめる愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合の山田耕平事務長に話を聞きました。
--県内の他の銭湯では、池須温泉のような時短営業などを強いられているのでしょうか。
愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合 山田耕平事務局長:
「一時期供給が滞り、数軒が時間短縮を行っていました。でも、現在は、必要な分だけ重油が購入できるため、今は時短でやっているところは池須温泉さんだけになっています」
--重油はあるとは言え、その価格はずいぶんと上がっているということでした。多くの銭湯でも、同じように重油の価格は、圧力になってしまっているんですか。
愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合 山田事務局長:
「本当に心配しているのですが、重油の1リットルあたりの価格は、一番安かった2020年時は49円でした。それが2026年5月1日からは145円になっています」
--1ヶ月でどれくらいの金額が変わるのでしょうか?
愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合 山田事務局長:
「今回のイラン情勢の影響により、1ヶ月あたり約20万円の負担増となっています」
--県内のそういった銭湯では、どういう工夫で乗り越えようとされているんですか。
愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合 山田事務局長:
「もうほとんど打つ手がありません。節約するにも限度があるため、本来なら値上げをしたい、もうやっていけないという状況です。ただ、公衆浴場の料金は県で一律に決められているため、自主的に値上げをすることができず困っているわけです」
「自主的な値上げは不可能」組合は愛知県へ補助を要望へ
--組合としては県に要望出すなど、何か手立てはあるんですか。
愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合 山田事務局長:
「他県で補助いただいている所があるので、愛知県としても現在お願いすべく、準備をしているところです」
--補助の要求は通りそうですか?
愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合 山田事務局長:
「県が料金の上限を決めている以上、自分たちの判断では値上げができないという現状を理解してほしいと思います。最高値になったのが5月1日145円なので、影響が出るのはこれからです。本当に時短をせざるを得ない、下手したら休業せざるを得ないという店が出るのではないかと、本当に今心配しているところです」













