【独自調査】愛知の全小学校の校歌に「伊吹おろし」の歌詞があるかどうか4カ月にわたり調査
愛知県にある全小学校の校歌に「伊吹おろし」という歌詞があるかどうか調べてみました。調査の結果、見えてきたものとは。
冬に吹く季節風の「伊吹のおろし」という文字がありました。ではその伊吹おろしとはそもそも何なのでしょうか?
冬に冬型の気圧配置になると、伊吹山方面から吹く北西風のことを言うんですが、愛知県だと濃尾平野から渥美半島にかけて吹き抜けるんですね。
その伊吹おろしの文字が名古屋の大須小学校にも入っているということは、他の地域の校歌にも入っているのではないか、という風に考えました。
そこで愛知県全54市町村の小学校に独自に調査を行いました。実は4ヶ月かかったんですが、協力いただいた小学校の皆様ありがとうございました。
調査結果がこちらです。赤く塗られている地域が小学校の校歌に「伊吹おろし」という文言が入っていた地域・自治体です。
全ての小学校を調査した結果、37の小学校に伊吹おろしという文言が含まれていました。
濃尾平野から知多半島、渥美半島へと吹き抜ける風ですので、やはり伊吹山に近い尾張地方の自治体にある小学校の方が多く含まれていたという結果になりました。
ちなみに以前の取材の中で、田原市に取材に行った時に、「伊吹おろしで雪が降るんだよ」と言われたことがあったんですが、田原市は0校でした。
実はこういった小学校の校歌だけでなく、愛知県のある産業にも影響を与えていたんです。
酒蔵でも風を活用している
常滑市にある澤田酒造です。1848年創業の酒蔵です。私が取材した今月中旬は、日本酒の仕込みの真っ最中。日本酒の素、もろみをかき混ぜる作業が行われていました。
―――もろみが発酵すると、どうなるんでしょうか?
澤田酒造 三浦さん:
「どんどん温度上がって、アルコールと二酸化炭素を出してるっていう感じです。」
―――温度が上がりすぎるとダメなんですか?
澤田酒造 三浦さん:
「上がりすぎると、発酵が進みすぎたり溶けすぎたりして、目的のお酒にならない。やっぱり温度管理が大事なので、温度を均一にするために攪拌(かくはん)しています。」


















