コーヒーにAI あの手この手で居眠り運転を防げ NEXCO中日本管内では深夜の死亡事故が多発中

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AI導入で安全運転の指導時間短縮

開発したのはアメリカのAI開発企業、ナウトです。2018年に日本に進出し、700社以上が導入しています。

ナウトジャパン・赤井祐記社長:
「アメリカはあくまで物流車のみの対応だが、これは(日本の)導入企業700社の内訳になります。医薬・インフラ・エネルギーと、(業界が)非常に多岐に渡っている。携帯電話の(ながら)運転をやめさせたいという客で、営業車やサービスカーにもということで導入をしてもらっている。1000万台くらい、日本のマーケットはあるとみている」

こちらの運送会社は、2024年1月にナウトを導入。作業効率が上がったと言います。

丸全トランスポート中部支社・萱野竜茂支社長:
「(運転手の映像を)チェックする時間が、(これまでの)10分の1とか、20分の1とか。このあたりの時間の短縮は大きかった」

道路交通法では5台以上の自動車を使用する事業所には運行管理者の選任が義務付けられ、運行管理者はドライバーに対して、安全運転の指導をしなくてはいけません。これまでは、この指導に多くの時間をとられていました。

しかしナウトの場合は、危険運転を感知した場面だけが抜粋され、映像として管理者に送られてくるため、指導時間が大幅に短縮されました。

また導入したことで、ドライバーの意識も変わってきたといいます。

萱野竜茂支社長:
「各ドライバーはできるだけいい点数を出そうという運転に変わってきた。自分の悪い癖を画像を見せることで気づいてくれたり、悪い癖を持っている人に注意したり、相互で良い方向に向かっている」

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