交通事故を減らして! 交通事故死被害者遺族らが訴え 2023年は9月23日までに102人が事故死
秋の交通安全運動に合わせ、交通事故の被害者遺族らが9月24日、名古屋市で安全運転を呼びかけました。
この啓発活動は、事故の恐ろしさを伝えて少しでも事故を減らそうと、交通事故の被害者遺族らの団体が毎年、春と秋に名古屋市の運転免許試験場で行っています。
会場には被害者の写真や事故の状況などのパネルが展示されたほか、団体のメンバーが注意喚起のチラシを配り安全運転を呼びかけました。
TAV交通死被害者の会加賀順子さん「小さな声でもあげ続けることが大事かなと思っています。交通事故で亡くなった人たちが、少しでも報われるような形になると嬉しいかなと思います」
愛知県警によりますと、2023年に入ってから9月23日までの県内の交通事故死者数は、2022年の同じ期間より11人多い102人だということです。