スパイス漬けのマグロは初めて! 40種類以上の香辛料を駆使した絶品料理 名古屋市「スパイスカグラ」
名古屋駅近くにある「スパイスカグラ」では、スパイスをガツンときかせた唯一無二のグルメが食べられます。カウンターだけの小さな店ながら、地元名古屋はもちろん、東京からもスパイスカグラを目当てにやってくるお客さんがいるほどです。そんなスパイスカグラは店主もスパイシー! 絶品料理とともに、店主の人柄にもスポットを当てました。
言葉では表現出来ない絶品スパイス料理
スパイスカグラのメニューは店主・ナマステタナカさんによる日替わり創作スパイス料理コースのみ。この日の前菜の1つ「カシューナッツのスパイス和え」は、ガラムマサラ、クミン、ターメリック、チリ、コリアンダーの5種類のスパイスがたっぷりです。一粒食べれば口の中に強烈で複雑な辛みと香りが広がります。
愛知県民にはなじみ深い八丁味噌を使った「八丁味噌ラーメン」にもコリアンダーやシナモンなど6種類のスパイスをブレンド。コクのあるスパイスの味わいにパクチーのアクセントがきいたスペシャルなラーメンは、一般的な味噌ラーメンとは全く異なる独特のおいしさです。
「『うまい』で片付けたくはない」
ナマステタナカさんが作るスパイス料理はどれも絶品。しかし味わいの複雑さゆえ「おいしさを言葉で表現できない」と困る常連客も多いのだとか……。「『うまい』で片付けたくはない」。おいしさを伝える表現を考えようと試行錯誤するも、結局「うまいっす!」としか出てこない、それが「スパイスカグラ」の料理なのです。
店主のナマステタナカさんもスパイシー
名古屋在住のインド人に作ってもらったカレーのおいしさに、衝撃を受けたナマステタナカさん。スパイス料理の道にのめり込み、35歳で自動車部品メーカーを退職しました。その後、1年半にわたってインドのさまざまな地域を巡り、カレーについて勉強したと話します。