「離婚してもローンは離れられない」ペアローンで起きる“最悪シナリオ” 不動産のプロが50年ローンにも
「月々を安くして、その分投資」は誰に向けた話?
最近では、
「長い住宅ローンを組んで毎月の返済額を抑え、浮いたお金を投資に回した方がいい」
という考え方を耳にすることもあります。
岡田アナがその話をすると、牧野さんはすぐに、
「それはお金持ちに対してのアドバイスです」
と答えました。
考え方そのものが間違っているということではありません。
問題は、
「そのアドバイスが、自分にも当てはまるのか」
ということです。
資産に余裕がある人と、住宅ローンを返すことで家計がぎりぎりになる人では、同じ金融商品でも意味がまったく違います。
「聞く相手が違うんです」
牧野さんは、住宅ローンや不動産について誰かのアドバイスを聞く時、その情報が「誰に向けられたものなのか」を見極めることが大切だと話します。
動画視聴【ペアローンで離婚したら?】「もう顔も見たくない」のに借金は残る…住宅ローンの最悪シナリオと50年ローンの罠【あしたのマネー#69】
マンションは今「買い時」なのか?
では、住宅ローン金利が上昇している今、マンションは買うべきなのでしょうか。
それとも、もう少し待った方がいいのでしょうか。
松本慈子さん(SKE48)が尋ねると、牧野さんはまず、
「買うための条件が悪くなっていますよね」
と話します。
住宅ローン金利が上がれば、実際に住むために住宅を買う人の負担は増えます。
不動産投資でも、借入金利が上昇すれば、これまでと同じ利回りでは採算が取りにくくなります。
買える人が減れば、不動産価格を押し下げる方向に働く可能性があります。
一方で、物価上昇が続けば不動産価格も上がるのではないか、という見方もあります。
つまり、「今が買い時」と単純に言い切れる状況ではありません。
そこで牧野さんが、長期的な不動産価値を考えるうえで重要だとするのが、
「誰がその不動産を使うのか」
という視点です。
人口が減っても「人が集まる街」はある
日本では人口減少が進んでいます。
人が減れば、長い目で見れば住宅を必要とする人も減っていきます。
しかし、すべての地域から同じように人が減るわけではありません。
「名古屋の中でも、常に人が集まるところがあるじゃないですか」
若い人が来る。
働く人が集まる。
遊ぶ人が集まる。
人が出入りし続ける街には、住宅を使う人も集まり続けます。
番組では松本さんが、
「名古屋で言うと名駅、栄あたりってことですね」
と尋ねると、牧野さんも「そうですね」と答えました。
不動産を資産として持つのであれば、単に「駅から近い」「新しい」という条件だけではなく、
「この街に将来も人が集まるのか」
という視点が重要になります。















