豪雨から街を守る水門 人手不足で管理は限界… 「スマホ」で後付け自動化
工期は3日ほど。一般的な水門を新たに更新する場合、費用は3000万円程度かかりますが、水門ボットなら数百万円から1000万円前後です。
多くの水門を同時に操作できるようになれば、地域全体でより効果的な水害対策が可能になります。
オートマイズ・ラボは2022年度から福岡県内で5つの市・9カ所でスマホによる水門の遠隔操作を実証。
翌年度からは佐賀県神埼市の4カ所で、1台のスマホから複数の水門を操作する実証実験に発展しました。
この後付けの自動水門に東京海上日動火災保険が注目。グループの建設コンサルタント大手、日本工営も加わり、治水のノウハウを生かした対策を自治体に提案します。
人手に頼ってきた水門管理を後付けで自動化する取り組みについて、オートマイズ・ラボは全国展開を目指しています。
日本経済新聞社 西部支社 福島悠太記者:
「自治体にとって全てのインフラを新しく作り替えるのは現実的ではありません。既存の設備を生かしながら機能を高める、いわば『後付けDX』はインフラの維持に向けた新たな市場になる可能性があります」
水門ボットの普及に向けては、河川の上流から下流まで地域全体の水門をいかに連携させて一括管理できるかが今後の鍵となります。




















