約10万トンの雨水を貯めて名古屋市内を守った「秘密の地下トンネル」に潜入取材 2028年度末完成予定

地域 友だち追加

9月8日、観測史上最大の大雨に見舞われた名古屋市。その時、約10万トンの雨水を貯めて街を守った地下トンネルがあります。その地下トンネルの本格的な運用に向けた工事現場が公開されました。

愛知県西部では、8日に線状降水帯が発生し、名古屋市では1時間あたりの雨量が東海豪雨を超えて、観測史上最大の104.5ミリを記録しました。こうしたなか、雨水を貯めて街を守ったのが名古屋市で整備が進む地下のトンネルです。

約10万トンの雨水を受け止めた地下トンネル

9月15日はその一つ、「名古屋中央雨水調整池」の工事現場が公開されました。地下約50メートルの深さにあるこの施設は、2028年度末の本格的な運用に向けて工事が進むなか、8日の大雨では約10万トンの雨水を受け止めました。

現在は、ポンプ所と接続する管の建設などが行われていて、完成すれば1秒間に10トンの雨水を中川運河に排出できるようになります。

一方、排水を受け止める川でも水を流す能力を高める改修工事が進んでいます。

名古屋市西区を流れる堀川では、川底を1メートルから2メートル掘り下げる工事を実施。2040年度末までに10.3キロの区間で整備を終える計画です。

名古屋市は、2048年度までに「100ミリの大雨でも床上浸水をおおむね解消する」目標を掲げていて、今後も下水道と河川の両面から整備を進める方針です。

おすすめの記事

おすすめの記事

アクセスランキング

アクセスランキング

ページトップへページトップへ