「家は“第六感”で選んでいい」不動産のプロ・牧野知弘さんが語る、マンション購入と賃貸の“正解”

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5000万円→7000万円 でも「2000万円儲かった」とは限らない

マンションの値上がり分がそのまま利益になる訳ではない

例えば、5000万円で買ったマンションが7000万円になったとします。
数字だけを見れば、2000万円値上がりしています。
「だったら売って、新しいマンションに買い替えよう」
と考えるかもしれません。
しかし、同じエリアで次の家を探せば、周囲のマンション価格も同じように上がっている可能性があります。
自宅だけが値上がりしたわけではないのです。
「それ無理ですから」
牧野さんは笑いながら指摘します。
同じ地域で、同じような生活水準の家へ住み替えれば、売却益がそのまま手元に残るとは限りません。
むしろ、新たに住宅ローンを増やすことになるケースもあります。
牧野さんは、
「含み益を実現する時は、自分のライフスタイルを変える時」
と話します。
例えば、より住宅価格の安い地域へ移る。
家の広さや住み方を変える。
そうして初めて、値上がりした分を実際のお金として残せる可能性が出てきます。
自宅の価格が上がったからといって、その数字がそのまま自由に使える利益になるわけではないのです。

動画視聴→【家は第六感で選べ!?】マンション購入vs賃貸 不動産のプロが教える“後悔しない家選び“【あしたのマネー#68】

新築より「7~8年前の中古」の方がいいことも?

中古マンションの方が設備が良いこともある

これからマンションを買おうとしている人には、さらに気になる話も。
岡田アナが、
「中古の方が、少し前の資材価格で建てているから、設備などを見るとコストパフォーマンスがいいのでは?」
と尋ねると、牧野さんは、
「その通り」
と答えました。
近年は建築資材や人件費などのコストが上昇しています。
マンションを建てる側も販売価格を抑えるため、さまざまなところでコストを調整する必要があります。
そのため物件によっては、7~8年前に建てられた中古マンションの方が、設備や仕様にお金がかけられているケースもあるといいます。
例えばサッシやガラス。
以前は付いていた設備が、新築では省かれていることもあります。
もちろん、中古マンションなら何でもいいわけではありません。
建物の管理状態や修繕計画、築年数など確認すべきポイントはあります。
それでも、
「新築だから全部いい」
「中古だから劣っている」
とは限らない。
価格だけでなく、実際の設備や建物の中身まで確認する必要があります。

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