「家は“第六感”で選んでいい」不動産のプロ・牧野知弘さんが語る、マンション購入と賃貸の“正解”

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「どの街が値上がりしますか?」に正解はない

松本慈子さん

マンション価格が上がると、つい気になるのが「資産価値」です。
「どのマンションが上がりますか?」
「どの街に住めば得ですか?」
牧野さんのもとにも、こうした質問は数多く寄せられるといいます。
ところが牧野さんは、
「あんまり正解はないんです」
と話します。
仕事場までの距離を最優先する人。
静かな環境で暮らしたい人。
若い人が多く、刺激のある街に住みたい人。
自然の近くで暮らしたい人。
家族との生活を一番に考える人。
その人の生き方や価値観によって、「いい街」の条件はまったく違います。
不動産は、私たちが毎日生活するためのインフラ。
だからこそ「値上がりしそうな場所」だけでなく、
「自分はどんな生活をしたいのか」
から考えるべきだといいます。

動画視聴→【家は第六感で選べ!?】マンション購入vs賃貸 不動産のプロが教える“後悔しない家選び“【あしたのマネー#68】

30物件で迷った女性に「全部書いてください」

岡田愛マリーアナウンサー

とはいえ、大きな買い物だけに、いざ家を探し始めると迷います。
牧野さんの知人にも、マンション選びで迷っていた女性がいました。
候補となる中古マンションのチラシは約30枚。
「駅から近い」
「緑が多い」
「この物件も魅力的」
30分ほど話を聞いたあと、牧野さんが伝えたのは、
「今言ったことを、全部紙に書いてください」
ということでした。
そして、書き出した条件に1位から順番をつけてもらいました。
駅からの距離なのか。
周辺環境なのか。
広さなのか。
資産価値なのか。
自分が本当に譲れないものは何なのか。
すべての条件を満たす物件を探そうとすれば、どれを見ても「いいところ」と「悪いところ」が出てきます。
だからこそ、自分の中で優先順位を決める。
その女性は最終的に、自分の条件に最も合うマンションを購入し、約10年たった今も暮らしているといいます。
「いい物件に巡り会えた」
そう感謝されたそうです。

自分が住む家は「第六感」でいい

自分が住む家は直感で選べば良い

そして牧野さんは、自分自身が住む家について、さらに意外なアドバイスを口にします。
「第六感でいいです」
投資用の不動産は別。
しかし、自分自身が暮らす家なら、実際に見に行き、
「ここに住みたい」
と感じた感覚を大切にしていいといいます。
岡田アナも、現在のマンションを購入する際、
「絶対ここに住みたい」
と思ったそうです。
それを聞いた牧野さんは、
「それは間違ってないです」
と即答。
ただし、
「価格が下がったからって怒らないでください(笑)」
と付け加え、スタジオは笑いに包まれました。
牧野さん自身も、湘南の一戸建てを見つけた時は、細かな資産価値を計算したわけではありません。
遊びに出かけた際に偶然目にして、
「ここに住む」
と直感で決めたそうです。
購入を決めたあとに「どうやってお金を集めよう」と考えたというから驚きです。

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