手首固定のハンデを克服した強烈なフットワーク パラ卓球八木選手が目指すアジアパラの頂点

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八木克勝選手

八木克勝選手:
「動いて点を取る。クラス7でなかなか足がいい選手は少ない。僕の場合は手が悪くて足がいいので、フットワークでその手の短さを補っているのはありますね」

【前後の揺さぶりを磨く】9月の全国大会優勝を経て10月17日の予選へ

ひがしんアリーナ

八木選手の武器であるフットワーク。足元に注目してみると、右へ、左へ、画面から消えるほどの運動量。短い腕で届かないならば足で補えばいいというのが、八木選手のプレースタイルです。9月8日に行われたパラ卓球の全国大会。八木選手にとってアジアパラ競技大会前、最後の大きな大会です。この大会に参加した狙いは?

八木克勝選手

八木克勝選手:
「障害者の試合はアジアパラしかないのでこれに向けて頑張ってきました」

優勝

順調に勝ち進み、決勝までコマを進めた八木選手。決勝でも自慢のフットワークを生かし相手を翻弄。迎えたゲームポイント。相手の返しにきっちりついていき、最後はミスを誘い勝利。見事優勝し、アジアパラ競技大会へ弾みをつけました。しかし試合後、八木選手の口からは反省の言葉が。

浅めのボール

八木克勝選手:
「バックハンドのボールが浅かった。もうちょっと深くとか浅くっていうのができればいいかなとは思っています」

反省点として挙げたのは、バックハンドの打球が浅くなった場面です。バックハンドで返した際、相手コートの中央付近に落ちる浅めのボールが連続しました。本来はこの浅めのボールとエンドライン付近で落とす深いボールを使い分けて、相手のリズムを崩すのが狙いでした。

八木克勝選手

八木克勝選手:
「クラス7に限っては足の悪い選手が多いので、前後の動きがなくなってしまうので。そうすると前後の動きをつくるために深いボールだったりとか浅いボールだったりを使わないと」

深いボール

常に高みを目指す八木選手。毎試合浮き彫りになった課題と向き合い、ここまで歩んできました。大会後の練習では、浅めのボール、深いボールの打ち分けを徹底。地道な反復練習で確かな手ごたえを掴み、アジアパラ競技大会へ臨みます。

八木克勝選手

八木克勝選手:
「いろんな方に見てもらえる機会があるので、どうせだったらメダル取って帰りたいです。その中でも八木という人間は手が短いながらこうやって手を伸ばして頑張っているので、もうちょっと手伸ばして頑張ってみようかなと思ってもらえるような、そんなプレーができればなと思っています」

自身のプレーを冷静に分析し、常に進化を追求する八木選手。予選は10月17日から始まり、順調に勝ち進めば19日に準々決勝へ臨みます。前回大会に続く金メダル獲得と、見る人に勇気を与えるプレーが期待されます。

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