老朽化で取り壊される「児童館」 代替施設は閉館が1時間早く平日午前中は利用できず 地域住民の今の願い

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私たちの暮らしに身近な『公共施設』のあり方についてです。老朽化などを理由に児童館の閉館を決めた愛知県半田市に対し、一部の住民からは反発の声が上がっています。

ユネスコ無形文化遺産に登録されている「潮干祭り」で有名な愛知県半田市の亀崎地区です。この地域で子どもたちの居場所として親しまれているのが、地域の児童館です。1日約70人が利用しています。

利用している小学生:
「友達とたくさん遊びたいから来る」
「ドッチボールとかカードゲームとかいろいろ(遊ぶ)」

しかし、この児童館、3月末での閉館が決まっています。閉館の理由について半田市は、次のように話します。

半田市 子ども育成課 森本総一郎課長:
「公共施設の老朽化、コミュニティー活動の担い手不足など様々な課題を(半田市は)抱えている。公共施設の複合化・集約化を進めていく」

市は新施設用意→地域住民「児童センターを残してほしい」なぜ?

放課後ひろば

新たな児童の居場所として市が設置したのが、「放課後ひろば」です。小学校の新校舎の建て替えに伴い、学校敷地内に併設されることとなりました。市は、残る6つの児童館についても小学校内に放課後ひろばが開設され次第、順次閉館する方針です。しかしこの新施設について地域住民からは、疑問の声もあがりました。

亀崎こどもの居場所を守る会 間瀬敬久代表:
「本当に子どもたちのための施設運営ができる状態が整えられるのか疑問」

亀崎地区に住む間瀬さんです。間瀬さんは、新施設が従来よりも利用に制限が多く、児童館の代替施設となっていないと指摘します。例えば、閉館時間は従来よりも1時間早く、平日は未就学児も含め、午前中の利用はできません。間瀬さんは児童館閉館の中止を求めて地域住民ととも2600を超える署名を集め、半田市の2月議会に請願書を提出しています。

亀崎こどもの居場所を守る会 間瀬敬久代表:
「代替施設として放課後ひろばの機能が充実するまでは児童センターを残してほしい」

3月25日、請願の採決が行われました。結果は、趣旨採択でした。市に対し子どもの居場所を確保するよう求める趣旨は賛同されたものの、閉館の方針は変わりませんでした。

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