「半導体人材を育てよ」学べる工業系高校が激アツ 受験生が2倍以上に跳ね上がる 企業も人材育成

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人工知能=AIやデータセンターなど、半導体の需要が世界中で高まっています。日本でも先端的な工場の計画が進み、同時に働く人の確保も課題になっています。その課題を解決すべく、熊本県である動きが広がっています。

熊本の半導体人材育成の最前線

開新高等学校

ーー熊本市にある創立120年を超える、開新高等学校。

教師:
「それでは各テーブル始めてください。集中しろ! うん、オッケー!」

生徒:
「お~し!」

ーーこの学校には去年、受験生がなんと2倍以上に跳ね上がった学科があります。それは?

開新学園 甲斐達也 理事長:
「時代背景からいって、半導体ですね。半導体情報コースを開設。少子化時代に何か特徴ある教育を目指し、半導体関連の即戦力の人材を養成」

ーー卒業生の求人倍率が九州で31.0倍と、超売り手市場になっている工業系の高校。中でも開新高校は、半導体の人材育成に注目。

開新学園 甲斐達也 理事長:
「全国で10年で4万人足らんとか、熊本でも1000人ぐらいのですね、技術者が足らんのじゃないかなと」

熊本に集積する半導体関連企業

ソニーグループ

ーー熊本県では2024年、半導体製造大手、台湾のTSMCが日本に初めて工場を開設。周辺では、ソニーグループが半導体の生産能力を拡大。東京エレクトロンも製造装置の開発を強化するなど、企業の集積が加速しています。

開新高校 半導体工学科長 和田勝博さん:
「『半導体コース』の方で勉強する人たちが使うテキストになります」

ーー開新高校では来年度から、「電気情報科」から「半導体工学科」に名称を変更。授業の半分以上が専門科目になり、即戦力の育成がさらに進みます。また、優秀な人材確保のため給与水準が高まり、地元企業への就職希望者が増えていると言います。

開新高校 林田悠里教諭:
「実際に企業等を見させていただいて、こういった企業に就職したいと言い始めた生徒もいます」

半導体情報コース 福田小夏さん:
「半導体関連企業に行きたいので、そのための勉強をこれからもっとしていきたいなと思っています」

半導体情報コース 井聖翔さん:
「半導体のことをもっと知りたいという意欲が増しました」

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