「イノシシに遭遇したら冷静な行動を」 野生イノシシが男女2人を襲った愛知県森林公園でイベント再開

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野生のイノシシが男女2人を襲った愛知県森林公園で5月10日、定例イベントが再開されました。

4月28日、愛知県尾張旭市の愛知県森林公園で、野生のイノシシが男女2人を襲い、公園は臨時休園となりました。

イノシシは2日後、池の中で死亡したことが確認され、公園は5月1日から入園者へチラシを配ったり、看板を設置したりして注意を呼びかけるほか、職員による巡視の回数を増やすなどの対策をして営業を再開。定例イベントも10日から再開となりました。

職員:
「イノシシが出て、けが人が出ている。イノシシをもし見かけたりしたら、騒がず静かにその場を離れる。できるだけ冷静な行動を取ってほしい」

10日に再開したイベント、自然ウォッチングには約60人が参加。公園の職員とともに園内の野鳥や昆虫、植物などを観察しながら、園内約1.5キロメートルを散策しました。

参加者:
「虫とか鳥とかいい季節なので見にきた。(イノシシと)ばったり出会うと怖いので、なるべく1人で歩かないようにして、こういう観察会に参加したらいいと思う」

愛知県森林公園 北本陽介所長:
「各入り口で注意チラシの配布を行うとともに、職員による巡回を強化している。皆さまに安心して利用いてほしい」

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