専門家「五月病やブルーマンデー症候群かも」GW明け、職場への足取りが重い人へ5つのチェックポイント

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10連休も可能だった今年のゴールデンウィーク。長い休みの後の久しぶりの出勤で会社への足取りが重い人も多いようです。

30代:
「(会社に)行きたくない気持ち。もっと休みたい」

20代:
「まだ気持ちの切り替えができてないです」

30代:
「パソコンを忘れてないか心配でした。大丈夫だよな、みたいな」

40代:
「憂鬱ですね。気持ちを上げようとして歩いてたんですけど、憂鬱ですやっぱり」

大型連休明けに気持ちが落ち込むのは、医学的にはどんな状態なのでしょうか。稲沢厚生病院の河邊眞好精神科部長に話を聞きました。

5つのチェックポイント

大型連休明けに気持ちが落ち込む状態は、一般的に「五月病」や「ブルーマンデー症候群」と言われ、連休で生活リズムが崩れ、仕事などのストレスがある生活に戻るのに憂鬱さを感じる状態のことをいいます。

河邊先生によりますと、特にこの時期は、連休明けで生活リズムが崩れ、受診する人が1年で1番多いといいます。この五月病、誰でもなりうるといいますが、下記の症状が出た場合は要注意だといいます。

・食事がとれない
・家から出られない
・仕事に行こうとすると涙が止まらない
・動悸
・腹痛

こちらの症状がみられると、適応障害やうつ病の可能性があり、仕事を休んだり、薬を飲んだりして治療する必要があります。河邊医師は「こうした症状が出た場合は、早めに医療機関を受診してほしい」と話していました。

長い期間休んだからもう休めないと思わず、異変を感じた場合には、医療機関に行き、自分の心と体の状態を確認しましょう。

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