バイカーの秘境グルメ旅に同行! 山奥で食べる「厚切りとんかつ」はソースなしでも絶品【新城市】
ツーリングを楽しむバイカーにとっては、おいしい飯を目指してバイクを走らせます。愛知県にも豊田市の山奥にあるうなぎ店や、知多半島の先端・南知多町にあるラーメン店をはじめ「バイカー御用達」のお店が数多くあります。
バイカー御用達のお店を探すべく訪れたのが、名古屋市中区にあるうどん専門店「ゆたかうどん」。店主のゆたかさんがバイク乗りであることから、バイク仲間の友人たちがこぞって足を運ぶ人気のお店です。
「ゆたかうどん」を訪れるバイカーをうならせるのが、お店の名物メニューである「豚そばつけ麺」。大きな丼にいっぱい入ったそばの上に、柔らかく炊かれた甘辛の豚肉がドーンと盛られ、これを濃いめの特製つゆと生玉子、さらにラー油で頂くというガツンとパワーあふれる一杯です。
グルメツーリングが趣味の女性のおすすめとは
バイカーが集う店を紹介してくれたのは、バイク歴10年になるかなえさんです。グルメツーリングを趣味にしていて、遠くは九州や沖縄にも走りにいったことがあるんだそうです。
かなえさんの案内でグルメツーリングへと向かったのは新城市。ツーリング仲間のみさきさん、みおさんとともに高速道路を走り、さらにインターチェンジを降りてからは新城市の山奥へとどんどん入っていきます。
美しい緑が広がる山間の道路を進んでいった先にあったのは、まるで民家のような佇まいのお店。お店の駐車場にはたくさんのバイクが並び、ここを目当てに多くのバイカーが訪れていることをうかがわせます。
山奥の名店「新城 食堂spoon」
グルメ通バイカー・かなえさんのおすすめ店は、新城市の古民家を改装した和室レストラン「新城 食堂spoon」。地元のA5等級の牛肉を使った料理をはじめ、おいしい肉料理を味わうことができると多くのお客さんが訪れます。
かなえさんが注文したのは特大ボリュームの「厚切りとんかつ定食」。分厚くカットした豚肉をカラリと揚げたとんかつはとても柔らかく、何もつけなくてもパクパクと食べられてしまうほどのおいしさです。ほかにも「和牛ステーキ丼」や「ビーフカツレツ」など食べたくなる料理がズラリと並ぶ食堂spoonでは、一緒に足を運んだバイク仲間たちとシェアして味わうのも魅力の1つです。
バイカーに人気の「手作り可笑や 安樹」
かなえさんが次に向かったのは「手作り可笑や 安樹」。駐輪場にバイクを停めてさらに山道を歩いた先にポツンと佇む、隠れ家的なお店です。店主の今泉さんが還暦前にバイクの免許を取得したバイカーということもあり、バイカーの間では有名になっているそうです。