デンソー 中小企業のDX化をサポート 社内のデジタル人材育成につなげる取り組み
自動車部品メーカーの「デンソー」が業務のデジタル化、DXを進める中小企業のサポートに取り組んでいます。
4日、デンソーの社員が訪れたのは、刈谷市内で自動車の金型部品を手掛けるタケダの工場。
手書きで紙に記入されている製造現場の作業報告書。これをタブレットで簡単に入力できるように。専用のソフトをデンソーとタケダで1カ月かけて開発しました。
「(現在)自分たちが書いた作業報告書をスキャンして登録しているけれど、読みにくいと誤記入が起こり、どのエラーがどれかというのをあとで確認することがあったが、それがなくなるので、かなりの作業軽減にはなると思う」(タケダ 製造部 梁川直基さん)
デンソーは社内でデジタル人材の育成プログラムを行っていて、今回の取り組みもその一環です。
中小企業の技術支援などを通してデジタル人材の成長につなげていきたいとしています。