トヨタランクル 初代から歴史を振り返る 新型“250”は原点回帰「生活を支えるライフライン」に

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新型ランドクルーザー

2023年8月、報道陣に披露されたのはトヨタの新型ランドクルーザーです。原点回帰をテーマに開発されたニューモデルは、頑丈さと走破性が強化されました。

初代ランドクルーザー「TOYOTA BJ」から歴史も振り返りながら、新型ランドクルーザーの特長を紹介します。

【動画】新型ランドクルーザー250 頑丈さと走破性が強化

TOYOTA BJ

ランドクルーザーが生まれたのは1951年。初めは警察予備隊向けに開発された車でした。その4年後に登場したのは、2代目となる「LAND CRUISER“20”」です。このモデルから民間向けに開発され、世界への輸出が始まりました。

170の国と地域で生活を支えたランクル

LAND CRUISER“70”

1984年に登場したのは「LAND CRUISER“70”」。シンプルな構造で修理もしやすく、世界各地で信頼を獲得しています。こうしてランドクルーザーは170の国と地域で人々の生活を支える車へと進化していきました。

ランドクルーザー“70”が国内で復活

世界で活躍した“70”シリーズ。日本では2004年に販売を終了していましたが、今年8月に「ランドクルーザー“70”」の国内での復活が発表されました。

ランドクルーザー“70”の車内

これまでの“70”シリーズを継承しながら、パワートレインなどの改良を加えて時代に合わせて進化したのです。

テーマは「原点回帰」

新型ランドクルーザー“250”

さらに発表されたのは、四角いボディーが特徴の新型「ランドクルーザー“250”」です。こだわったのは“原点回帰”。人々の生活と実用を支えるという本質に立ち返りました。

従来型に比べて車両の強度を30%向上。悪路での走行の揺れを低減する機能も採用されました。

サイモンハンフリーズさん

トヨタ自動車 サイモンハンフリーズさん:
「ランドクルーザーの開発は大切なことを教えてくれました。世界のあらゆる地域で移動はぜいたくではなく、生き抜くためのライフラインなのだと」

「ランドクルーザー“250”」は2024年前半に発売。“70”シリーズは2023年の冬に国内で再販売する予定です。

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