住宅街にクマ出没 「人里にいけば栄養がとれる」専門家指摘 生ごみを屋外に放置しないことが鍵
【生ゴミ放置防止&音を鳴らす】遭遇時の撃退スプレー活用法と「背中を見せない」原則
住民側としては、敷地内にクマを寄せ付けない対策の徹底が不可欠です。まずは柿などの早めの収穫、さらには生ゴミなどを外に放置しないことが求められます。このクマを引き寄せる原因をなくすということが重要になります。
さらにできるのがもう一つ。電気柵などを通して人里に向かうのは危険だということを改めて学習させることも有効的だと話していました。
自治体も対策を行っています。愛知県は人身被害が発生したことを受けて、クマ人身被害対策チームを設置しました。柿などの早めの収穫を呼びかけるとともに、専門家の意見を仰ぎ、市町村に技術的な支援を行うとしています。
人身被害が発生した豊田市でも県と連携し、被害現場付近に監視カメラを設置して、注意深く観察を行っていくとしています。
ほかにも、出没情報が出た地域では職員らが巡回パトロールを行い、普段から鈴など音が鳴るものを身につけて行動するように注意を呼びかけているといいます。
今は街の中だとしてもクマ対策を強く意識していく必要があります。
ただ一方で、行楽シーズンでもあります。登山やハイキングで山林へ立ち入る際にも十分な警戒が必要です。まずは鈴やラジオで音を鳴らす、そして複数人で話しながら行動するということが大切になります。そして事前にこの出没情報を確認しておくということも必要です。
また万が一に備えて、クマ撃退スプレーを持っておくというのも効果的です。ただしリュックの中にしまうのはやめていただきたいです。クマ撃退スプレーは噴射距離が10m以内ということで、非常に近距離となっています。クマは走ると時速40kmほどと速いため、すぐに使用できるように胸元や腰ベルトに装着することが大切です。”持っていくなら使う気持ちで持っておこう”ということです。
仮にクマが突進してきた場合でも、背中を向けて走って逃げる行為は禁物です。逃げるものを追う習性があるため、闘争本能を刺激する恐れがあります。
大声を出さずに、クマの動きを見ながら後ずさりして距離を取るようにしてください。

















