住宅街にクマ出没 「人里にいけば栄養がとれる」専門家指摘 生ごみを屋外に放置しないことが鍵

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愛知県内で出没情報が増加しているクマ。10月11日には豊田市でクマによる人身被害が発生しました。その後も市内で出没情報が相次いでいて、10月21日、近くに小中学校もある住宅街でも目撃されました。これを受け豊田市は、10月22日までに職員によるパトロールを実施し警戒を強めています。

そこで今回は「クマの出没情報増加なぜ2026年は多い?どう対策すべきか」調べました。

【愛知のクマ出没が前年比3倍】7年ぶりの人身被害も発生 街中での目撃相次ぐ

ツキノワグマ出没情報

県内におけるクマの出没情報が急増しています。愛知県によると、2025年度の出没情報は22件。2026度は10月13日時点で67件と、すでに3倍ほどとなっています。

豊田市

さらに豊田市で10月11日に発生したのが人身被害です。県内では7年ぶりの被害となりました。

その後も市内では、引っかき傷やフンといったクマの痕跡が相次いで確認されています。そして10月20日には名鉄猿投駅付近で、そして22日も公園の近くでクマの姿は確認されているのです。

山のドングリ

ただ、クマのエサとなる山のドングリについて見ていくと、2025年までは凶作となっていましたが、2026年は場所によってばらつきはあるものの平年並みとなっているのです。

【ドングリ並作でもなぜ出没?】「個体数増」と「人里での学習」 岐阜大の専門家が指摘する2つの要因

浅野准教授

2026年はちゃんとエサはあるのに、なぜ人里で目撃情報が増えているのか、岐阜大学の浅野准教授に伺いました。大きく2つの要因があります。

1つ目がクマの個体数が増加しているから。浅野准教授によると「これだけ遭遇が増えている背景には、クマの個体数自体の増加があると考えるのが自然なのではないか」と話していました。

そして2つ目が人里に向かえば簡単にエサが手に入ると学習してしまった個体がいる可能性があるということなのです。

人里に降りるクマ

山中で木の実を探すよりも、人里に降りることで栄養価の高い農作物や生ゴミを容易に得られると学習した個体が増えている可能性があります。

そのため、個体数が増えているということと、人里での学習行動といった複合的な要因が関係して出没情報が増えているのではないかと話していました。

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