「損の仕方がうまい人が生き残る」現役トレーダー・窪田剛さんが語る、株で大切な“負け方”とは
円安が続く日本 円だけで資産を持つことをどう考える?
番組後半では、円安が続く日本の経済環境についても聞きました。
窪田さんは、長期的には円安方向への圧力が続く可能性があるとみています。
そのうえで、日本の株価についても、企業の成長だけでなく、円の価値の変化が影響する可能性を指摘しました。
例えば、日経平均株価が上昇していても、同時に円安が進んでいれば、海外投資家から見たドル換算の価値も同じ割合で増えているとは限りません。
窪田さんは、日本株の値動きだけでなく、為替相場にも注意して付き合う必要があると話します。
岡田アナが「今は投資すべき状況ですか?」と尋ねると、窪田さんは日本円だけで資産を持ち続けることについて、自身の考えを語りました。
「日本円だけを持っているのは良くないと思うんですね」
選択肢の一つとして挙げたのは、外貨預金です。
すべての資産を外貨に換えるのではなく、一部を日本以外の通貨で持つという考え方です。
ただし、外貨預金には為替変動による損失や手数料などのリスクがあります。円高が進めば、円に戻した時の金額が減る可能性もあり、預金保険の対象にもなりません。
為替の将来を正確に予測することはできませんが、窪田さんは円だけで資産を持つことのリスクにも目を向ける必要があると話しました。
大きく勝つことより、長く続けること
今回、窪田さんが語ったのは、株で大きな利益を出すための裏技ではありませんでした。
最初から資金を使いすぎない。
損失が出たら、無理に取り返そうとせず気持ちを切り替える。
自分の生活を犠牲にするような取引スタイルを選ばない。
その根底にあるのは、長く相場に残り続けるという考え方です。
松本さんから「世直しをしたいと思っているんですか?」と尋ねられた際、窪田さんは、今は家族や身近な人、自分の目の届く範囲にいる人たちに貢献できる方がいいと答えました。
「世界はもうイーロン・マスクに任せてください(笑)」
お金を増やすこと自体を目的にするのではなく、増やしたお金や自由になった時間を、自分や大切な人のために使う。
そのためにも、一度の失敗ですべてを失わないことが重要なのかもしれません。
「損の仕方がうまい人が生き残る」
窪田さんの言葉は、株式トレードで利益を出すことばかり考えてしまいがちな私たちに、もう一つの大切な視点を教えてくれました。














