「基本のフォームを徹底追及」恩師が激白 日本のフェンシング界を引っ張る加納選手の強さの秘訣

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9月27日、激闘が繰り広げられたフェンシング男子エペ団体戦。エースとして出場した愛知出身の加納虹輝選手の恩師が、”後にも先にも虹輝だけ”と語る幼少期のエピソードを明かしました。

【アジア競技大会】フェンシング金メダリスト・加納虹輝選手 地元あま市で聖火ランナーに

加納虹輝選手

6日に多くの視線を集めていたのは、フェンシング男子の加納虹輝選手です。地元あま市でアジア競技大会の聖火リレーのランナーを務めました。

男子エペ個人で金メダルを獲

加納選手といえば、東京オリンピックでは男子エペ団体で日本フェンシング界史上初の金メダル。全身が有効面となり、先に相手を突いた選手にポイントが入るエペ。加納選手は2024年のパリオリンピックでは男子エペ個人で金メダルを獲得し、世界の頂点に立ちました。アジア競技大会でもメダル獲得への期待が高まっていました。

加納虹輝選手

加納虹輝選手:
「個人・団体で金メダルを獲得したい。地元の方々、日本の皆さんに勇気や感動を与えられるよう頑張ります」

【強さの原点】「真面目で大人しい子だった」恩師が明かす個別レッスンとぶれないフォーム

高橋弘己代表

フェンシング界を引っ張る加納選手の原点は、小中学生時代のフェンシングクラブにあります。指導していたのが、東郷フェンシングクラブ代表の高橋弘己さんです。小学6年生から中学3年生まで加納選手を指導した恩師です。入ってきた当初の加納選手の印象を以下のように語ります。

当時の写真

東郷フェンシングクラブ 高橋弘己代表:
「真面目で大人しい。黙って見ている。話しかけてもこない普通の子。特別抜きんでているというものはない」

全体練習とは別に個別練習

当初秀でた技術はなかったという加納選手は、高橋さんに全体練習とは別に個別練習を志願してきたと言います。その際、驚かされた出来事があったそうです。

東郷フェンシングクラブ 高橋代表:
「真っ先に練習したいから入り口で待っている。このドアの入り口で。開けた瞬間に駆け寄ってきて『先生、レッスンをお願いします』と挨拶をしてくれました」

当時の写真

うまくなりたい思いが行動に現れていた加納選手に、高橋さんはあえて厳しい言葉をかけたのです。

高橋弘己代表

東郷フェンシングクラブ 高橋代表:
「練習はきついので『きつい』や『いやだ』といった弱音を一言でも吐いたら練習は打ち切る。ここ悪いから直しなさいと言ったことは次の練習までに必ず直すこと。直しなさいと言われても1週間では直せない、普通は。並々ならぬ思いで『何としても直すんだ』という思いがないと絶対直らない。それができたのは加納虹輝だけ」

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