「目標は優勝」日本開催のアジア競技大会へ 武術太極拳・東孝大朗選手が難易度の高い跳躍技で決意の調整
中国の伝統的な武術をもとにしたスポーツ「武術太極拳」。9月19日に開幕するアジア競技大会の正式種目で、金メダルを目指す岐阜県出身・東孝大朗選手の大会直前、決意を胸に練習へ励む姿を追いました。
【武術太極拳】岐阜県出身・東孝大朗選手!アジア競技大会で金メダル挑む
緩やかな動きから一転、激しい動きになるスポーツがあります。それは中国の伝統的な武術をベースにした、武術太極拳。アジア競技大会の正式種目です。
武術太極拳 日本代表 東孝大朗選手:
「練習着は最近オリンピック委員会から届いたものです」
岐阜県出身で武術太極拳日本代表の東孝大朗選手。
武術太極拳 日本代表 東選手:
「着地が2本の脚だけになるため、バランスが崩れやすくなります」
【課題と試練】全日本選手権での失意・悔しさを糧に大技の成功へ邁進
東選手はアジア大会である大技にチャレンジしようとしていました。
7月3日、東京体育館で開かれた武術太極拳の全日本選手権大会。本番前、演武の最終確認をする選手たちの中にいたのは、岐阜県出身でアジア競技大会の日本代表に選ばれた東選手です。東選手は決められた型の動きを競う長拳で優勝を狙います。
そして迎えた本番。ひとつひとつの技を着実に決めていきます。しかし、足がもつれてバランスを崩して尻もち。このミスが響き、最終順位は8位になりました。
武術太極拳 日本代表 東選手:
「前回の大会では悔しいミスをしてしまいました。本番で万全な準備をして試合に臨むことが何より大切だと実感しました」
大会での失敗を踏まえて、東選手がこの日力を入れていたのは空中で片足を大きく上げながら回転し、両足で着地する技です。この大技を構成に入れることで、演技に変化を生み出す狙いです。しかし、前回の大会でも課題となったバランスが成功のカギを握ります。
武術太極拳 日本代表 東選手:
「前の大会では、お尻ついてというような着地だったのですが、今回は着地が2本の脚だけになるためバランスが崩れやすいので、そういうところが難しいですね」
それでも繰り返し練習を続け、成功します。そして目標を語ります。
武術太極拳 日本代表 東選手:
「跳躍の着地が決められたのでよかったなと思いました。大会に向けて最終段階に入っていくので、全部完璧にできるように準備していきたいです」
東選手がアジア競技大会にかける思いも語ってくれました。
武術太極拳 日本代表 東選手:
「まず日本での開催が滅多にないことなので、いい機会をもらったので、頑張りたいという気持ちだけです。目標は優勝です。自信を持っていこうと思います」
【本場・中国で磨く技】9月20日から開幕!地元開催の舞台で頂点目指す
東選手が出場する長拳は、10点満点で演武の出来栄えが採点されます。体操の床運動のように全身をダイナミックに使って動く必要があり、スピードや動作の伸びやかさが求められます。東選手は現在、本場・中国の大学へ進学し、日常的に技術を磨いています。愛知・アジア大会の武術太極拳の競技は9月20日から24日に行われます。






















