【岡崎中継4日目】徳川家とゆかりの深い「大樹寺」 家康との深い関係を示す古文書も 宛名の高さに注目
宛名の高さに込められた敬意 新たに見つかった家康の「古文書」
そして近年、大樹寺と徳川家康の関係を示す古文書が見つかりました。
江戸幕府の初代将軍、徳川家康。7月、岡崎市は家康にまつわるあるものが新たに見つかったと明らかにしました。それが展示されている岡崎市美術博物館には、新しく発見された家康の古文書が収められています。
新たに見つかったのは、家康が1566年に出した文書です。2024年、所有者からの連絡を受け、美術博物館が調査を開始。
文書に書かれた署名などから、家康が書いたものだと特定しました。そこに書かれていたことを聞きました。
岡崎市美術博物館 安本翔音学芸員:
「永禄9年に家康から大樹寺のご住職宛てに書いた内容となっています。内容としては、土地や畑については、大樹寺のご住職に一任する、安堵状のようなものになっています。土地の進退を任せるということを家康が認めているので、家康にお伺いを立てて承認をもらったという点では、大樹寺と家康の関係性は深いことがわかります」
これまで、この原本をもとに作られた写しの存在は知られていましたが、原本が見つかったことで新たにわかったことがありました。学芸員が指摘したのは、宛名の高さの違いです。
岡崎市美術博物館 安本学芸員:
「原本は宛名の位置が少し高くて、文書は宛名の位置が高いと敬意を表していることがわかります。この当時、家康が菩提寺であった大樹寺に敬意を表しているということがわかる内容となっています。松平総領家の菩提寺ですので、家康にとっても重要な寺院であったことは間違いないと考えられます」
この文書は岡崎市美術博物館で、9月13日まで公開されています。
歴代将軍の「生前の身長」で作られた位牌
見つかった古文書からも徳川家康の大樹寺への強い思いがうかがえました。さらに大樹寺には、ここにしかない徳川家ゆかりのあるものがあるといいます。
そこで、大樹寺の本堂の中へやってきました。大樹寺にしかない徳川家ゆかりの品が、徳川将軍家の位牌です。位牌というのは、亡くなった方のお名前や没年月日が記されている木札のこと。徳川家歴代14代までの位牌が並べられています。




















