ゴミの分別に効果あり 資源ごみの各戸収集=自宅前での収集開始 名古屋の一部地域で始まる

地域 友だち追加

名古屋市は住民の負担を減らすため、4月から一部の地域で資源ごみの各戸収集=自宅前での収集を始めました。市ではすでに別のごみの収集をこのやり方に変えて、資源を生み出しています。取り組みを取材しました。

資源ごみの「各戸収集」を試験導入 高齢者の負担軽減へ

各戸収集

名古屋市環境局事業部 森悠輔さん:
「ペットボトル、空き缶、空き瓶、紙製容器包装、雑がみを集めています」

名古屋市は2026年度から瑞穂区の一部で資源ごみの各戸収集を始めました。これまで資源ごみは指定の集積所まで持っていく必要がありましたが、高齢者の負担などを考慮し、自宅前での収集を試験導入しています。

住民

住民:
「今まで、ごみステーションで町内の方に交代でごみ出しの当番をしてもらっていたのですが、この4月からなくなって助かります」

この取り組みには多くの人手や経費がかかりますが、コストをかけてでも実施する、市の狙いはどこにあるのでしょうか。

森悠輔さん

名古屋市環境局事業部 森さん:
「資源を自宅の前に出せるということで、出しやすくなる、排出利便性が上がるということで、一人一人の分別意識の向上につながる効果もあると考えております」

かつては可燃ごみだった「草木類」がバイオマス発電の燃料に

名古屋港木材倉庫

名古屋市はすでに各戸収集であるごみを資源に変えています。南区の名古屋港木材倉庫には家庭から排出された草木類が集まっています。落ち葉や木などの草木ごみです。以前は可燃ごみでした。その割合は、可燃物のおよそ1割。市は資源として活用できないかと考え、2020年に自宅前での収集を始めました。

大西和博さん

名古屋市環境局事業部 大西和博さん:
「回収量は少なかったのですが、私たちの広報もうまくいってないところもあったため、市民がまだまだ認知いただけなかったかもしれません」

2025年の収集量

市は草木ごみを資源に変えるための呼びかけを、市民に向けて根気強く続けました。その結果、1つの区で始まった取り組みは2022年には全区に拡大。その後、収集回数も増やした結果、2025年の収集量は開始当初の28倍となる344トンにものぼっています。

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