GW明けは「5月病」に注意 「不眠」や「頭痛」などの身体的な不調が増える 専門家解説

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長い休暇明けに注意したいのが「5月病」です。ひだまりこころクリニックの野村紀夫理事長によると、新年度に進学や就職、異動などで大きく環境が変わると緊張状態が続きます。GWの連休でその緊張がゆるんだあと、ストレスがかかる日常に戻る中で、「憂うつさを感じる状態」が五月病だということです。

その五月病、症状に変化が起きています。健康アプリ「HELPO」が行った調査によると、2024年は心理的な不調が上位を占めていたのですが、2025年は「不眠」や「頭痛」などの身体的な不調が上位に食い込んできています。なぜこうした変化が起きているのでしょうか。

2025年は「身体的不調」を訴える人が増加。その背景とは?

2025年の5月病

ここからはひだまりこころクリニックの野村理事長に話を聞きます。

ーー野村さん、2024年は心理的な不調を訴える方が多く、翌年2025年は身体的な不調を訴える方が多かったということです。なぜ症状に変化があったんでしょうか。

ひだまりこころクリニック 野村紀夫理事長:
「1つは気温差ですね、寒暖差。10度以上の寒暖差があると、非常に体調不良を起こしやすくなります。特に2025年は2024年に比べて寒暖差が激しくありました。それで増えています。もう1つの要因として考えられるのが、2024年から働き方改革が本格的に始まりました。そのため、5月病のだるさを訴える方が新入社員だけでなく、中間管理職、上司の方にも現れました。理由は、部下に仕事を任せづらいから。よって自分で仕事を抱えてしまい、単純に仕事量が増えたことに起因すると思われます」

寒暖差と「働き方改革」がもたらす体へのダメージ

スタジオで解説

ーー寒暖差でまず体にダメージがあって、働き方改革の結果仕事の負担が増えた年齢層もいるということで、疲弊した結果身体的な不調につながったということですか。

ひだまりこころクリニック 野村理事長:
「その通りです。そこで寒暖差に加えて、仕事量が増えたということが身体的不調を訴える方が増えた要因です」

5月病を防ぐための対策は週末の過ごし方が鍵

ひだまりこころクリニックの野村紀夫理事長

ーー身体的な不調が増えてきたということですが、どういった対策をすれば身体的不調は抑えられるんですかね。

ひだまりこころクリニック 野村理事長:
「1つ寒暖差に対しては、脱ぎ着しやすい服装をおすすめしています。冷えるときに特に不調をきたしやすい。もう1つが、出社時間に合わせた生活をすること。生活リズムが乱れると不調を感じやすくなるので、5月9日、10日の土日は平日の出社時間に合わせた生活をおすすめしています」

ーー規則正しい生活や気候に合った服装を選ぶことが、まずは体への負担を減らすということですかね。

ひだまりこころクリニック 野村理事長:
「その通りです」

ーー頭痛などの身体的な症状も、これは5月病だと思っていいんですかね。

ひだまりこころクリニック 野村理事長:
「頭痛だけでは5月病ではありませんが、その他倦怠感が続く、意欲低下がある、そういったところに伴う頭痛であれば5月病の可能性が高いです」

ーーそうした定義づけも難しいところですが、健康な生活をイメージしたらなんとなく解消が狙える、規則正しい生活を送ること自体が対処法になるわけですかね。

ひだまりこころクリニック 野村理事長:
「起きるだけでも会社に行きたくない、起きるだけでも精一杯だと思いますので、休みの日にオフにしすぎず、習慣をつけておけば次の日の月曜日も起きるのがそこまでしんどくなく行けるのではないでしょうか」

ーーあと5月7日も含めて2日頑張ればまた土日がくるので、ここでまた連休と感じずに、規則正しい生活を心がけることで、ちょっとは症状も緩和されることが期待できそうですね。

ひだまりこころクリニック 野村理事長:
「羽目を外しすぎないように、節度を持って起きる時間には起きるように、出社のリズムに合わせて生活をしていくと5月病の予防になっていきます」

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