東海地方で相次ぐ高速道路での事故 専門家が高速道路での交通事故を防ぐためのポイントを解説

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最近、愛知県と三重県の高速道路では複数の車が絡む事故が相次ぎました。それぞれの事故を見ていきましょう。

まず、3月20日には三重県亀山市の新名神高速道路のトンネル出口付近で、大型トラックが乗用車に追突する事故がありました。この事故で追突された車に乗っていた一家5人を含む、6人が死亡しました。

また、同じ日に愛知県新城市の稲木トンネル内では、乗用車やトラックあわせて12台が絡む事故があり、4人が軽いけがをしました。この日は3連休の初日でいずれの事故も現場は当時渋滞していたということです。

4月9日には三重県四日市市の東名阪自動車道で、大型トラックと大型トレーラーあわせて4台が絡む事故があり、2人がけがをしました。当時、現場は集中工事に伴う渋滞が発生していたということです。

明暗差に注意!トンネル出入り口は視界が奪われる「時間差」の恐怖

高速道路の注意点

高速道路での交通事故を防ぐためのポイントについて、交通事故の分析が専門の交通事故鑑定ラプターの中島博史さんにお話を伺います。事故を防ぐポイントは「トンネル付近」、「朝方」、「渋滞」の3つだそうです。

--1つ目の「トンネル付近に注意」について詳しく教えていただけますか?

交通事故鑑定ラプター 中島博史さん:
「亀山市の事故も新城市の事故も起きたのはトンネルの出入り口付近でした。亀山市の事故に関してはスマホを操作していたという報道もありましたが、トンネルの出入り口というのは明るさが急激に変わるために注意が必要です。特に人間の目は、明るいところから暗いところに対応するのが遅れがちなので、昼間はトンネルに入る時、夜はトンネル内の照明が明るいので、出る時にスピードやペースが乱れがちで、なおかつその先が見えにくいという状態になります。そのため、トンネルの出入り口は注意してほしいと思います」

ーー暗いところに急に行くと、目の前がパッと見えなくなることもあります。これは、暗い部屋に入った直後に周囲が見えなくなる現象に近い状態といえます

交通事故鑑定ラプター 中島さん:
「明るいところでは、人間の目は目に入る光の量を少なくして、よく見えるようにしていますが、暗くなった時にはそこで、光の取り入れ量を増やすために、目の瞳孔が開きます。しかし、暗いところに反応する方が時間がかかります。なので、明暗の差が激しいところでは見えにくくなるんですが、特に暗いところに入っていく時というのは、一瞬暗くて何も見えないという状態が起きるので、注意が必要です」

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