「なぜ中部電力がデータを不正したのか、原因特定に至らず」 浜岡原発データ不正で中部電力が報告書提出
73ページの報告書には何が書かれていたのか
中部電力が提出した報告書は、別紙を含めると73ページに及びます。その中で焦点となったのは、意図的にデータを操作した経緯についてです。報告書によりますと「中部電力の指示で、波を入れ替えた」という資料が残っていたことが明らかになりました。また、不正が行われた部署については、「中部電力原子力土建部内」とされていますが、「不正をした人や、関係者の特定。さらに、不正の具体的な範囲は、現時点では確定できていない」としています。なぜ、不正をしたのかは明らかになりませんでした。
また、この不正について、2018年以降に内部から問題視する指摘が、複数回ありましたが、是正されなかったことも明らかになりました。中部電力は報告書で「調査委員会による審査結果を踏まえ、今後、根本的な原因の追加調査・分析などを実施する」としています。
「第三者委員会の調査結果を待つ」中部電力・林欣吾社長
中部電力の林欣吾社長は、31日午後3時から始まった定例会見で、報告書の内容について触れましたが、不正の原因については第三者委員会の調査結果を待つとしました。
中部電力 林欣吾社長:
「今回の報告にあたっては1月5日の本事案の公表時に判明していたことに加えて、その後、当社が保有している資料や文書等を加味して、限定的ではございますが事実として認定、報告できるものを網羅しました。私を筆頭とする『解体的再構築』に関する会議体をやっているのでそこでは一定の仮定を置いたりこれ以外の情報も含めてどうあるべきか、会社をどうしたらいいのかということも含めて対応を議論したので、そういったことについても対応策を方向性という形で示した」
一方で、不正が起こった原因や内部からの指摘で不正が改善されなかった原因については「第三者委員会の調査結果を待つ」としました。結果が出る時期については。
中部電力 林欣吾社長:
「第三者委員会で当社と独立して徹底的にやっていただいているので具体的な審査の内容、スケジュールは知らされていない。いつまでにとかどういう風にというのはまったくわからないのでコメントする立場にない」














