杉村太蔵氏が語る日本経済の展望 「化粧品業界の再興」や「海底の資源開発」に注目
タレントや投資家として活動する杉村太蔵氏が、名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」に前回に引き続き出演。元衆議院議員としての経験と投資家ならではの視点から、世界情勢の変化や日本が「資源大国」となる可能性、そしていま注目している国内産業について詳しく解説しました。
※動画はこちら※【杉村太蔵】2026年注目の2大業界!「日本の化粧品」に大逆転の兆し?政府主導の再興計画と、有史初の資源大国化をもたらす“海底の宝”とは?【あしたのマネー#19】
米中が中心となる「G2」時代と日本の役割
杉村氏はまず、国際情勢の大きな変化について言及しました。これまでの「G7」や「国連」といった多くの国々で物事を決める仕組みから、アメリカと中国の2カ国が世界のルールを主導する「G2」の時代へ移行しつつあるという見方です。
日本はこれまで日米同盟を軸に外交や経済を展開してきましたが、大国同士の主導権争いが激しくなる中で、日本がいかに独自の存在感を示せるかが重要になると指摘。特に2026年4月に予定されている米中首脳会談が、今後の世界を占う大きな転換点になるとの見解を示しました。
南鳥島沖のレアアースがもたらす「資源大国」への期待
投資家として「いま最も注目しているニュース」と語ったのが、南鳥島沖の海底に眠る「レアアース」の存在です。水深約5,500メートルの海底には、ハイテク製品に欠かせない重要な資源が大量に埋蔵されていることが分かっています。
杉村氏によれば、その量は世界シェアの7割を占める中国の約13倍にも達する可能性があるとのことです。深い海底からの採掘には高いコストがかかるという課題がありますが、2026年1月からは政府の補助金活用など、事業化に向けた動きが本格的に始まっています。杉村氏は「資源に乏しかった日本が資源大国へと変わるかもしれない、歴史的な局面にある」と期待を語りました。
日本の財政への信頼回復と円安対策
為替相場については、日米の金利の差が縮まっても円安が続く現状を「日本の財政に対する市場の不安の表れ」と分析しました。
円安による物価高を補助金で抑えようとして財政がさらに悪化し、それがまた円売りを招くという「悪循環」を止める必要があると主張。そのための対策として、かつての小泉政権時代の手法を例に「各省庁の予算を一律で3%削減し、政府が支出を抑える姿勢をはっきりと示すことが、市場からの信頼回復につながる」と独自の提言を行いました。
















