「第2の給与」配当所得のススメ 杉村太蔵氏が語る新NISA攻略法と節約の極意

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あしたのマネー

名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」に、タレントで実業家、元衆議院議員の杉村太蔵氏が出演。新NISAを賢く活用するためのマインドセットや、投資資金を捻出するための具体的な家計管理術について、膨大なデータとともに熱弁を振るいました。

※動画はこちら※【杉村太蔵流】投資資金を作る驚きの節約術を徹底解説!新NISAは「第2の給与」?格差を埋める配当所得のススメ【あしたのマネー#18】

「シャンパンタワー」は起きなかった?データが示す真実

杉村太蔵氏

杉村氏は冒頭、過去25年間の日本経済のデータを紐解き、衝撃的な事実を指摘しました。2000年代初頭、政府が掲げた「大企業が潤えば、その富が中小企業や個人へ滴り落ちる」というトリクルダウン理論(シャンパンタワーの法則)。しかし、杉村氏は「この四半世紀でトリクルダウンは起きなかった」と解説します。

財務省の法人企業統計を基にした客観的データによると、2000年からの約25年間で企業の純利益は約8倍(10兆円から80兆円超)に膨れ上がり、企業の内部留保(現預金部分)は300兆円を突破しています。 しかし、法人の負担する法人税収は4〜5割程度の伸びに留まっています。一方で、私たちの給与所得は、実質賃金ベースで見ればマイナスと言っても過言ではない状況が続いており、 さらに消費税収は10兆円から24兆円へと2.4倍に増えており、家計への負担感は増すばかりです。

この「企業だけが豊かになり、個人に富が回ってこない」という構造を打破する唯一の手段として、杉村氏が提唱するのが「新NISAによる配当所得の確保」です。「企業が溜め込んでいる利益を、株主として配当金という形で直接受け取る。これこそが、令和時代の新しいトリクルダウンの受け皿なんです」と解説しました。

「お父さんのお小遣いカット」は絶対NG!持続可能な節約の極意

投資資金をねん出するには

投資の重要性は理解しつつも、多くの人が直面するのが「投資に回すお金がない」という悩みです。これに対し、杉村氏は独自の節約術を提案しました。

ポイントは「特定の項目を劇的に削るのではなく、全ての支出をまんべんなく1割カットする」という手法です。杉村氏は「いきなりお父さんのお小遣いを3万円カットするような節約は持続可能性がない」とバッサリ。 代わりに、スマホ代、電気代、食費といった全ての支出項目に対し、例えば5,000円払っているなら500円、3万円なら3,000円というように、無理のない範囲で「10%」ずつ削っていくことを推奨しました。

月30万円の支出がある世帯なら、この「1割カット」を徹底するだけで月3万円、年間で36万円の投資資金が生まれます。「今まで使っていたお金を、そのまま新NISAにスライドさせるだけ。これが資産形成のスタートラインです」とアドバイスしました。

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