公訴事実で胎児に関する記述の訴因変更承認 愛知・一宮市の妊婦死亡事故 被告「意識失っていた」など供述

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2025年5月、愛知県一宮市の道路で妊娠中の女性を車ではね、死亡させた罪に問われている女の2回目の公判が開かれました。女は事故当時の状況について「意識を失っていた」などと話しました。

一宮市の無職・児野尚子被告は2025年5月、一宮市の道路で妊娠9カ月の研谷沙也香さんを車ではねて、死亡させた罪に問われています。1月26日の被告人質問で、弁護側から事故当時の記憶について問われると児野被告は「どうやってぶつかったのか覚えていない。意識を失ってしまっていたと思う」などと答えました。また事故の原因については、「平日の睡眠時間が短い生活を送っていて、私の生活に問題があった」などと話しました。

この事故を巡っては、事故の直後に帝王切開で生まれた長女の日七未ちゃんは脳に重度の障害が残り、意識不明の状態が続いています。家族は日七未ちゃんも被害者だとして過失運転致傷罪での立件を求めていましたが、刑法では胎児は人とみなされず、名古屋地検は立件を見送っていました。

一方で、検察は起訴状の中で日七未ちゃんについて触れようと、裁判所に訴因の変更を請求していました。これに対し名古屋地裁は、「懐胎中の胎児に胎児機能不全を生じさせる循環不全等の傷害を負わせ」という一文を公訴事実に記載することを認めました。

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