iDeCoには3つのメリットがある!? 投資の王道は「長期・分散・積み立て」もしも相場が暴落したら?

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「バランス型投信」で8均等に

松本:連動先が全部一緒……。

大口:そう、豪ドル債がダメになっちゃったら共倒れ。これは分散じゃないです。大事なのは投資対象を本当の意味で分散させること。例えば、「バランス型投信」というのがあります。国内債券、国内株式、国内不動産、海外債券、海外不動産みたいな感じで、幕の内弁当みたいにいろいろな資産が8等分で入っているのもあって。何にもわからなければ、これ1つ買うだけでかなりいいわけですよ。今は、そういう投資信託をコストが低くて買えるのです。

新NISAとiDeCoはどっちがお得?資産形成の王道「長期・分散・積み立て」を徹底解説!

2つ目「地域分散」「国際分散」

輸出企業は円安で業績伸びている

松本:2つ目は何ですか?

大口:2つ目は「地域分散」「国際分散」ともいいますね。今、人気なのはアメリカに投資する投資信託で、確かにここ15年くらいの間、アメリカはすごく伸びたんです。ただ、今良くてもこの先10年、20年、ずっと良いとは限りません。足元では日本株が、日経平均で5万2000円になっているわけです。企業業績も良く、輸出企業は円安で業績伸びている。アメリカばっかりではなくて、もう少し日本を入れていいだろうと、2つに分けるだけでも国際分散ができていることになるのです。さらにインドみたいな人口が多くて若い国にも注目です。

松本:すごい数学に強いといわれますよね。

大口:ITエンジニアとか多いので、そういう国にベットしておくのもいいのでは。例えば資金の5%くらいをインド株に投資する方法もあるわけですね。このように国や地域を分けて投資するのが「国際分散」です。

中にはこんなことを言う方もいます。「オルカンって、オールカントリーだから、そもそも分散されているんじゃないの? これ1つ持っていれば世界全体になっているんじゃないの?」って。

大口:もちろんその通りですが、実は6割ぐらいがアメリカ株なんですね。日本株はこの中の5~6%なんですよ。だから、これに加えて日本株インデックスの積み立てをしておくと、もっといいわけです。確かにオルカンは、全世界に投資できるんだけれど、日本株の今の好調を取り込みたいのであれば、もう少し違う方法をプラスするっていう、そういう方法もいいかもしれないのです。

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