愛知県で2人目の女性市長誕生へ 碧南市長選で新人候補が旧統一教会との関係を指摘された現職破る

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任期満了に伴う碧南市長選挙は4月21日投開票され、16年ぶりの選挙戦は新人の小池友妃子さんが初当選しました。愛知県内で2人目の女性市長が誕生します。

小池さんは碧南市出身の54歳。保険会社勤務やファイナンシャルプランナーを経て、2016年の碧南市議会議員選挙で初当選し、2期8年務めました。

奨学金の返還支援制度や、小中学校までの給食費の完全無償化など、主に子育て支援政策を訴えてきた小池さん。得票数は1万4424票で、4期16年勤めた現職、禰宜田政信さんに約5000票の差をつけました。県内で女性が市長になるのは長久手市の佐藤有美市長に続き、小池さんが2人目です。

初当選した小池友妃子さん:
「男性が家事をやってもいい。女性だから何をしてはいけないわけではない。やりたいことができる環境が整ってきたと思う」

一方、敗れた禰宜田さんは、旧統一教会の関連団体のイベントの実行委員長などを歴任していたことが2年前に明らかに。旧統一教会との関係は個人的なものであり、市政への影響は全くなかったと選挙戦を通して訴えてきましたが…

Q.旧統一教会との関係が敗因?

禰宜田政信さん:
「どうかわからないが、(選挙への影響は)ある程度あるだろう」

選挙戦から一夜明け、街頭に立った小池さん。市民から言葉を掛けられて握手で応える場面も。

市民 60代男性:
「子育てとか、女性目線で市政をやってもらえるといい」

市民 30代男性:
「もっと(子どもを)預けやすい環境や、共働き世代にも過ごしやすい地域になってほしい」

初当選した小池友妃子さん:
「(市民との)対話を大事にしてきた。(市長になる)実感というのは、登庁もまだしていないのでなんとも言えない。あれだけの票をもらうと期待も大きいと思うので、愚直にやっていくだけ」

※禰宜田の宜はワカンムリ

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