トヨタ自動車のお膝元“豊田市長選挙” 半世紀ぶりに「自民系」と「トヨタ労組系」が分裂 現職が4選

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任期満了に伴い、4日に豊田市で行われた豊田市長選挙。約半世紀ぶりに自民系とトヨタ労組系が分裂し、それぞれの候補者を支援したことで注目の選挙となりました。

当選したのは無所属で現職、市議会のトヨタ労組系会派が支援した太田稔彦さんです。無所属で新人、自民系会派が推した鈴木雅博さんを2300票余りの差で制し、4回目の当選を果たしました。

4選を果たした太田稔彦さん:
「3期12年の経験をしっかり踏まえて、4期目4年間全力で市政にあたりたい」

豊田市長選は長年、市議会の自民系会派とトヨタ労組系会派などが同じ候補者を応援してきましたが、今回は分裂しそれぞれ別の候補者を支持する激しい選挙選となりました。

投票率は46.31%と前回の4年前に比べて9.75ポイント上回りました。選挙戦で太田さんは3期12年の実績などをアピールし支持を広げました。

4選を果たした太田稔彦さん:
「新型コロナで希薄になった地域社会を取り戻す。そういうことを軸にして、しっかり4年間仕事したい」

一方、敗れた鈴木さんは。

鈴木雅博さん:
「まさに大接戦あと一歩だった。勝利をつかめなかったこと心よりおわび申し上げたい」

結果を受けて豊田市民は。

豊田市民:
「経済が活性化されて、市民の生活が豊かになっていけば」

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