不正薬物の押収が増加 密輸取り締まる新型監視艇「ふじ」がお目見え プロペラ推進で悪天候でも安定航行

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不正薬物の密輸をより厳しく取り締まろうと、名古屋港で新しい監視艇の運用が始まりました。

名古屋税関で新しく運用される監視艇「ふじ」。3月までの21年間運用していた3代目「ふじ」の老朽化に伴い、新しく作られました。

船の動力がジェット推進からプロペラ推進に変わったことで、悪天候でも安定した航行ができるということです。

2023年1年間で全国の税関が押収した不正薬物は約2.4トンで、過去2番目の数字です。近年では海上での取引も増えていて、監視艇「ふじ」には名古屋港を中心とする海域での活躍が期待されます。

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