「スマートホーム」が「医療機関」と連携 都市部との医療格差を縮める狙い

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ビロン執行役員

実現を急ぐ、HESTA大倉の東京本社では、ほとんどが中国出身者。共同開発するメーカーも中国企業です。

「こっちが33秒で、こっちが54秒」。血圧計の試作機を、テストしています。実はHESTA大倉、住宅の会社なのに、電子機器の開発チームがあるのです。

HESTA大倉 ビロン執行役員:
「(中国は)動くのが早いですよね。動きながらジャッジするというやり方が、いろいろ確認しながら動く(日本の)手法よりも、断然早いです」

HESTA大倉会長室長 鬼塚友章さん

こうして開発スピードを上げつつ、夏には電子カルテと連携した新たな実験を始める計画です。しかし課題もあります。

日本経済新聞社 鈴木 亮編集委員:
「(体の)データを取っても、医師と共有できないと宝の持ち腐れになります。その辺りの医師との連携がしっかりできる、これが条件になります」

HESTA大倉 会長室長 鬼塚友章さん:
「1つひとつ(医療)現場の問題解決を図っていけば、(協力を得る)方向性は見えてくるのではないでしょうか。

(医療現場が)抱えている問題をもっともっと知って、どこに我々の技術、デバイスの活用余地があるか、考えていかなければならないんだろうと」

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