株価が史上最高値を更新 賃上げとデフレ脱却で「5万円」を目指せるのか 証券会社は取引活発
約34年ぶりに史上最高値を更新した日経平均株価。どこまで上がるのか期待が高まります。連休明けの2月26日の反応はどうだったのか、証券会社を取材しました。
名古屋市中区に本店を置く岡地証券。営業部のフロアでは午前9時の取引開始とともに電話による顧客とのやりとりが活発に。
営業担当者:
「(アメリカの半導体メーカー)エヌビディアが高値を更新した。これがいっている(高値を維持している)間はいいと思う」
日経平均株価は、2月22日、史上最高値を更新。2月26日も続伸で始まりました。
岡地証券本店営業部・太田司 第一営業課長:
「(現時点で)3万9281円、183円高なので最高値を更新している」
株価がバブル経済期を超えたなか、投資家の盛り上がりは。
岡地証券本店営業部・太田司 第一営業課長:
「いたって皆さん冷静というか、静かに様子を見ているというか」
それでも、2月26日の終値は、前の営業日より135円3銭高い3万9233円71銭と、再び史上最高値を更新。4万円まであと800円ほどに迫りました。今後の見通しは。
岡地証券本店営業部・太田司 第一営業課長:
「日本の会社、これから賃金が上昇してデフレから脱却する過去にない状況なので。(日経平均株価が)5万円ぐらいのところは早い段階でいってもおかしくない」